【秋色紫陽花(パステルグリーン)に変化しつつある紫陽花】
【彩り増す秋色紫陽花】
【ふた色襲(かさ)ね】
金蓮花よ、美しい輝く金蓮花よ、 誰がお前たちに彩色したのか、 お前たちは夏の夕日から 作り出されたに違いない。 【「エミリーはのぼる」 第4章】 |
【午前7時8分の空】
【午前7時9分の空】
【午前7時22分の空】
今日も上記のような趣きのある空で明けました。
夏から秋に移行する、狭間の季節の空は、
ちょっと目を離せば次の瞬間には大きく変わっています。
兎にも角にも、こんな空で始まった今日。
晴れのお天気は、もう少し長続きすると思っていたのですが・・。
お昼前には早くも曇り空に。
今にも降りそうで降らない空は、意外にもしぶとくて。
ただ、風がありましたから、洗濯物はすっかり乾きました。
【こちらは 「秋色半夏生」】
【変わらない朝の美人】
さて、『アンの世界』 の金蓮花が夕日で彩色されたのならば、
今、すっかり魅了されている一連の秋色紫陽花は、
一体、何で彩色されたのでしょう・・?
~なんて。一応、問うてはみましたが・・。
その答えは、こちらでも再三、述べていますね。
でも、通り一変の答えでは面白くありません。
やはり、アン 風でなければ。
妖精が魔法の露を 「エイッ!」 とばかり
振り掛けたのでしょう。銀色に輝く杖で。
冗談はさておき、今年は 「半夏生(ハンゲショウ)」 も
シックな秋色に変身。「秋色半夏生」 としてお目見えです。
変わらないのが朝の美人こと、朝顔。
「朝顔の紺の彼方の月日かな」 ~ 石田波郷(はきょう)
朝顔の変わらない凛とした紺色に、
過ぎ去った青年時代の月日の回想を詠んだものと言います。
変化する紫陽花や半夏生、変わらない朝顔。
どちらにしても人は、これらの花に投影し、
心を寄せる・・。奥深いですね。