【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

秋色パレットで描く花

2014-09-03 19:18:38 | 香る庭の花綴り

【秋色紫陽花(パステルグリーン)に変化しつつある紫陽花】


【彩り増す秋色紫陽花】




【ふた色襲(かさ)ね】










金蓮花きんれんかよ、美しい輝く金蓮花よ、
誰がお前たちに彩色したのか、
お前たちは夏の夕日から
作り出されたに違いない。                 
              【「エミリーはのぼる」 第4章】










【午前7時8分の空】


【午前7時9分の空】



【午前7時22分の空】







   今日も上記のような趣きのある空で明けました。
  夏から秋に移行する、狭間の季節の空は、
  ちょっと目を離せば次の瞬間には大きく変わっています。

   兎にも角にも、こんな空で始まった今日。
  晴れのお天気は、もう少し長続きすると思っていたのですが・・。

   お昼前には早くも曇り空に。
  今にも降りそうで降らない空は、意外にもしぶとくて。
  ただ、風がありましたから、洗濯物はすっかり乾きました。

   







【こちらは 「秋色半夏生」】




【変わらない朝の美人】






   さて、『アンの世界』 の金蓮花が夕日で彩色されたのならば、
  今、すっかり魅了されている一連の秋色紫陽花は、
  一体、何で彩色されたのでしょう・・?

   ~なんて。一応、問うてはみましたが・・。
  その答えは、こちらでも再三、述べていますね。

   でも、通り一変の答えでは面白くありません。
  やはり、アン 風でなければ。

   妖精が魔法の露を 「エイッ!」 とばかり
  振り掛けたのでしょう。銀色に輝く杖で。

   冗談はさておき、今年は 「半夏生(ハンゲショウ)」 も
  シックな秋色に変身。「秋色半夏生」 としてお目見えです。

   変わらないのが朝の美人こと、朝顔。
  「朝顔の紺の彼方の月日かな」 ~ 石田波郷(はきょう)

   朝顔の変わらない凛とした紺色に、
  過ぎ去った青年時代の月日の回想を詠んだものと言います。

   変化する紫陽花や半夏生、変わらない朝顔。
  どちらにしても人は、これらの花に投影し、
  心を寄せる・・。奥深いですね。