【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

古き良き時代のノスタルジア

2014-09-23 16:53:56 | レトロ(素敵)な空間~散策
















うららか街は・・・両側に並んでいる
いかめしい昔風の煉瓦れんが造りの家々は
古びて垢じみ、鎧戸よろいど日除ひよけの
下りた高い窓は通行人に
目配せなんかするどころではなかった。
うららか街に沿って立っている樹木は
あまりにも老木でずんぐりと太く、
ただの木とは思えないほどで・・・
(中略)
この街角にあった元のアダムス家が
取り壊され、跡に白と赤の新しい
ガソリン・スタンドが建った時には
祖母は激しく怒り、決してそこでは
フランクにガソリンを入れさせなかった。    
                【丘の家のジェーン」 1.】






   こちらは今日も快晴となりました。
  青い空に白い雲がくっきり。そして光と影も。
  眩(まぶ)しいです。

   昨日もそうですが、気温は少々高め。
  それでも朝晩の涼しさと夜の帳(とばり)の
  下りる早さにイヤでも秋を感じます。













【蔵のある坂の町】




   さて、昨日は隣町、
  古き良き時代、昭和の
  面影が、至る所に残る
  町を散策して来ました。

   江戸時代には24軒の
  酒造家が軒を連ねたと
  いう、酒造の町。

   尤も、今では僅かに
  2軒だけですが。

   その酒造の町は、
  今でも当時を彷彿させる、
  どっしりした和の家が
  立ち並んでいて、
  飽きさせません。

   『アンの世界』
  煉瓦造りの家は古びて
  垢じみているそうですが、
  和の家は、決してそんな
  事はありません。

   偶然にも当時と同じ仕様で
  修繕をしている何軒かの家にも出会いましたし。

   和の家の良さとでも言うのでしょうか・・。
  木の持つ温もりかも知れませんね。

   それは、凛とした佇(たたず)まいで整然としているのに、
  決して人を拒否していない温かさがあります。

   そうそう、冒頭から5枚目の仏壇店。
  写真は昔通りのものですが、隣には現代建築での店舗が
  ちゃんと存在しています。店主の拘りでしょうか・・。
  壊していない所が素敵。

   こんな石碑も発見。      
  どうやら最近、建てられたようですね。