
【「犬蓼(イヌタデ)」】

【「水引草(ミズヒキソウ)」】


【「紫苑(シオン)」】

晴れ渡った空を背景に彼方の丘が 美しい紫色に変わった。 草も木もない醜いらくがき街道でさえ 銀色の靄の中で光を放っている。 牧場も森も真珠のような 微かな輝きを帯びて美しい。 「夜明けの僅か数分の間、 世界はいつも若返るのだわ」 とエミリーは呟いた。 【「エミリーはのぼる」 第13章】 |

何もない空で明けた今朝。
この季節には珍しく靄(もや)がかかった空。
今日も秋晴れが続きます。
気温の方も暑からず、寒からず。
過ごし易い日々です。
窓からは風に乗って今日も金木犀の甘い香りが・・。
その金木犀、去年は10月28日に 「今が最盛期」
~なんてブログに記しています。
尤も、特別暑かった去年は例年より二週間位、遅いとも。
大体、10月中旬頃咲いていたように思います。



【「秋桜(コスモス)」】
【紫苑】

今日は、華奢で、繊細で・・
慎ましやかな花を
中心に選んでみました。
憧れの紫苑しかり、
秋桜だって、例には
洩れませんものね。
犬蓼、水引草は、
申すまでもありません。
それにしても
秋の桜、コスモス。
風に揺れる、
コスモスの優雅さには
特別なものがあります。
見た目の可憐さに
相反し、意外にも
強い花でもありますね。
ある意味、
女性の理想像かも知れません。