



「・・・薔薇を買いに行きなすったのよ・・・ 金色の薔薇 を55本よ、スーザン・・・ 好きな花は黄色い薔薇だけだとおばさんが 言いなさるのを聞いた事があるの」 【炉辺荘のアン」 第14章】 |


【薄紫色の空 ~ 昨夕18時】
昨日の真珠色の空から一転して、今日は快晴となりました。
気温も昨日より上がりました。
でも、今日くらいが私には丁度良いです。
昨日は、ちょっと寒過ぎましたから。
ところで、写真の空は昨夕のもの。
時間としてはほんの僅か。
刹那の時間とは良く言ったものですね。



気温が上がった事も
あり、太陽を一身に
受けて蕾の薔薇が
一気に開花。
薔薇の最盛期は
5月でしょうが、今、
この季節、薔薇にとって
1年で1番美しい季節を
迎えたような気がします。
特に金色の薔薇。
(冒頭の写真)
この色の薔薇が咲いた
のは久し振りですが、
まさに神々しいまでの
美しさ。
アンが金色の薔薇と
言うのも頷けます。
この色の薔薇で
思い出すのは
マライアおばさん。
アンの家に長い事、居候。
それだけならまだしも、
口うるさくて頑固で、意地が悪いと来ています。
でも、何が幸いするか分かりませんね。
誕生日に金色の薔薇を55本送った事により、
アンの家を退去する事になったのですから。
年齢を知られるのが殊の外、嫌だった・・。
マライアおばさんの弱点は、アンにとっても
思いもかけないもののようだったようです。