【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

映画 「サウンドオブミュージック」

2014-09-12 20:05:58 | 映画の香り






 







   今日も、カラッとした秋晴れになりました。
  今年は秋の訪れが早いですね。

   そんな中、映画 「サウンドオブミュージック」
  を観て来ました。1964年(昭和39年)の古い映画です。
  そもそも私自身、本当に久し振りの映画観賞となりました。

   実は、わが町の映画館で丁度今、
  「新・午前十時の映画祭デジタルで蘇る永遠の名作
  と題して、古今東西の名作を各々、二週間ずつ上映しているのです。
  今日の映画は、まさしくその中の一作という訳です。

   この映画は随分、昔にテレビで見た事があります。
  その時、感動した事は心に強く残っています。

   その映画が上映されるとあっては、観ない訳には参りません。
  最近、とみに重くなった腰も上がるというものです。

   それにしても人間の記憶力のいい加減さ。
  覚えているのは、「ドレミの歌」 を初めとする一連の音楽だけ。

   物語の筋なんて、ほとんど忘れています。
  初めて観るのと同じです。

   それでも、やはり名作中の名作です。
  今日、改めて感動して帰って参りました。
  私の中でも、ベスト3に入る名作と言えるでしょう。

   映画の舞台は、第二次世界大戦中。
  まさにドイツに併合されんとしているオーストリアです。

   又、この映画はドイツ軍に抵抗し、亡命せざるを得なくなった、
  トラップ一家の実話をベースにしているそうですね。

   とは言え、戦争を前面に押し出してはいませんから、
  暗い映画ではありません。

   どちらかと言えば、テンポがあり、
  軽快で明るい映画でしょう。

   天真爛漫な修道女マリアが、
  トラップ大佐の7人の子供達の家庭教師として派遣され、
  妻を失った事から傷付き、依怙地になった父親(大佐)と、
  その父親から愛情を受けたいばかりに悪戯を繰り返す子供達。

   その子供達を歌を歌う事によって救い、
  家族の絆を取り戻す・・というものです。
  勿論、最初に教えたのは、あの 「ドレミの歌」。

   この映画は、改めて歌(音楽)の素晴らしさを教えてくれました。
  同時にハモる喜びも。心が幸せでないと歌は歌えませんものね。

   そうそう、草原を駆け抜け大空の下で歌うマリアに、
  やはり私は、アン を重ねていました。

   アンは歌こそ歌いませんが、詩を作りますものね。
  でも、(アンと同様のロマンティックな詩を)
  マリアは美しい声で歌うのです。

   大佐も音楽を封印していたようです。
  「エーデルワイス」 を歌う姿は、なかなか魅力的です。

   それでも映画の中には戦争の悲惨さも垣間見えます。
  でもマリアと大佐は結婚し、亡命は悲劇ですが、ものは考えよう。
  成功するのですから、ハッピーエンドと言えますね。