【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇のカップで香る午後

2007-03-11 20:26:05 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
  
          午前8時の空                     午後1時の空



   昨夜から降り出した雨は、
  朝にはやんだのですが、
  今日はちょっぴり荒れ模様の
  天気となりました。

   こちらでは本当に珍しいのですが、
  ちょっとした“春の嵐”状態でした。

   英語の諺に 「1月は雪、2月は氷、
  3月は風」 というのがあるそうですが、
  それはそのまま日本にも当てはまりますね。



   アンの世界でも風は有名です。
  と言うより、ほとんど嵐ですが・・・。

   ある意味、 今日のような
  こんな日は、アン気分に浸るには、
  最適な日であったようです。

   “振り” をするのが大好きな
  アンのことは、つい先日も
  触れましたが、何と言っても
  その元祖は、ミス・ラベンダー でしょう。

   



   「誰も来ることになどなっていないのですよ。・・・
  ただ、そんなつもりになっただけなのです。・・・
  それで私は、お茶の会を開く振りをしただけなのです。
  お料理を作り、テーブルを飾り、母の婚礼の時の
  陶器を使い、身なりも整えた訳なんですの。」
  
                            【「アンの青春」 第21章】








 



   そこまではなかなか出来ませんが、ブログのお陰で、
  食器棚奥深くしまいこまれていたカップなど、
  日の目を見ることが出来るようになりました。

   そんな訳で、今日のお茶も
  この所の定番になっている薔薇茶です。

   やはり薔薇茶には薔薇のカップということで、
  これを取り出しました。

   有り難いことに、同柄の急須もありました。
  頂き物の四国は松山名産、「タルト」 を添えて・・。

   「有り難いことに、あたし達の空想には、
  節約の必要がありませんわ。」


   ~どこからか、アンのこんな声が聞こえて来そうです。  

別れ道~もう一度 『冬ソナ』

2007-03-10 15:47:54 | リラのお気楽ユメ日記
   雲一つない空で明けた今朝の空。
  そう言えば、こんな風に記すのも
  何だか久し振りのような気がします。

   昨夜、まだ東の空に輝いていた
  宵の月は、赤くて無気味でした。

   もう一度、深夜になって見て
  みたのですが、南に移動した月は、
  いつもの月でほっと一安心。

 


   “何という大きな、血のような赤い月なのだろう。
  こんな月はナンは見たことがなかった。
  恐ろしくなった。暗闇の方がましだった。”
                     
                【「炉辺荘のアン」 第27章】



   異様さでは前回(北海道東沖津波警報が出た前日)
  の方が、感じましたが、赤い月というのは
  あまり気持ちのいいものでは、ありませんね。

  だから・・という訳では
  ないのでしょうが、とうとう・・・。

   それも私にとっては大切にしていた、“
  大草原の小さな家のランプ”
  (勝手にそう呼んでいます) 
  を割ってしまったのです。

   それもあろうことか、掃除機のコードを
  引っ掛けて、ガシャン!! 

   しかも今回が2回目なのですから、
  もう粉々で、見るも無残でした。

   写真は、手を怪我しないように、
  慌てて破片を片付け、一息ついた後の
  ランプの姿です。      



   こちらの少々ピン呆けの写真は、
  以前携帯で撮った、
  既に傷付いているランプです。

   割れたのはフードだけですので、
  手持ちの物を色々合わせてみたの
  ですが、皆規格外。

   このランプ、どうしようか・・
  思案中です。

   ここで、気分を変えて・・・。
  これも久し振りに
  『冬ソナ』 の話題です。

   今日 『第9話 「揺れる心」』 の素敵な言葉、
  「別れ道」 は、数多い 『冬ソナ』 の
  名文句の中で、一番好きな言葉かも知れません。

   折しも今丁度、卒業シーズンでもありますね。
  尤も私には、主人からキツ~イ一言。
  「まだ “冬ソナ” 卒業していないの?」 ですって・・・。

   そうそう、もうすっかり忘れていましたが、
  『すみれ』 という曲が流れたのも、
  この 「9話」だったのですね。



      「ほらじっとして・・寒いでしょう?・・」
      「・・・・・・・・」

      「人生には・・・・・別れ道に立つ瞬間ってあるでしょう?
       こっちに行くべきか・・・・・あっちに行くべきか・・・・・
       決めないといけない・・・・・」

      「決められない時は・・・・・
       手を引かれた方に行くのもいい・・・・・こんな風に・・・・・」
      「・・・・・・・・」

アンも愛した蕾の薔薇

2007-03-09 17:57:42 | 趣味の器(壺)~その他
 
            【暁の空】                    【1時間後の空】


   



   こんな風に明けた空ですが、
  今日もいいお天気になりました。

   昨夜と言っても、もう今朝になりますが、
  丁度南の空には、お月様を眺めることが出来ました。

   障子を開けて今日と言う日を迎え入れた私に、
  前日と違って、ちょっぴりオレンジがかったそれは、
  ちょっとはにかんでいるようにも見えたものです。

   時々の色や気持ちの持ちようによっても、
  その印象は、まるっきり違うのですね。



   さんざしや、すみれと共に
  アンも愛した薔薇は、
  相変わらずの状態を
  今も保っています。

   ただ違うのは他にも
  新芽が続々、出て来たこと。
  年末から待つこと、優に3ヶ月余り・・。

   今年は例年より相当暖かかったとは言え、
  少しですが雪も降り雨も降ったのに、
  よくここまで耐えてくれました。

   でも、この薔薇が微笑んでくれるのも、
  もう少しですね。

   ところで、その薔薇の蕾のこと。
  「赤毛のアン」 には、よく出て来ます。

   尤も本物の花ではなく、急須だったりお皿、
  はたまた洋服だったり・・。









   



   例えば、第7巻 炉辺荘イングルサイドのアン」 だけに限っても・・

   “スーザンが、薔薇の蕾 が輪になって付いている、
  リラの美しい青いお皿を出してくれたけれども。
  そのお皿は、この間のリラの誕生日に、
  リンドおばさんが贈ってくれたもので、
  普通は日曜日にしか使うことを許されなかった。・・・”
    

   薔薇の蕾 模様の、スリップの上に着る、
  あの新調の青林檎の色の網目の服にしようか?”
        

   




   でも、薔薇の蕾模様の物って、なかなかありませんね。
  先の青いお皿に似たような物を私も持ってはいますが、
  輪にはなっているけれど、やはり開いた薔薇です。

   かろうじて、開いた薔薇と蕾の薔薇両方
  というのはあるのですが・・・。

   こんな他愛のない事をああだ、こうだと
  言ったりするのも、結構楽しいものですね。    

月光に染まるすみれ

2007-03-08 15:24:44 | ハーブと香り雑学
 


   今日もこんなすみれ色の空で明けました。すっきりした空です。
  そして、昨夜はお月様が本当に綺麗でした。冴え々とした美しさです。
  そう言えば、アンの言葉に・・・。

   「何と言っても、月光を浴びた部屋には、
  いつも何か不思議なものがあるわ。
  部屋の性格全体が変わってしまうのだわ。
  あまり親しげでもなく・・・・・あまり人間味もない、
  かけ離れ、よそよそしく自分の考えに夢中になっている。
  まるで、あたしを侵入者のように見なしている。」

                                        【「炉辺荘のアン」 第35章】

   アンを真似て、部屋の灯りを消すと部屋の中に、
  丁度南の空に輝いていた月の光が、サッと入り込んで来ました。
  確かに親しげではありませんね。

   どちらかと言えば、冷たい・・・。
  いいえ、花に例えるなら、凛としてちょっと近寄り難い、
  白百合のような気がします。



   ところで、私もアンと同様に、すみれは昔から好きだったのですが、
  お恥ずかしいことに 「ニオイスミレ」 という品種がある事を知ったのは、
  つい最近のことです。

   それは 【めぐみさんのブログ】 からですが、言うまでもなく、
  『アンの世界』 では、むせるようなすみれの香り・・と
  いった表現が、ふんだんに出て来ます。

   確かにすみれには香りはあるけれど、それは仄かな香りの筈。
  それにしても、“むせるような香りって・・??” 

   私としましては、ずっと疑問だったのです。
  そんな時なのです、「ニオイスミレ」 の存在を知ったのは・・・。

   その上それは、ハーブだと言うではありませんか・・・。
  他にも 「香る羊歯しだ」 とか、「クローバー」 なども同様に、
  私には だったのです。

   これらも、ひょっとしたら・・ハーブ? なのでしょうか? 
  まさか・・とは思うのですが、だとしましたら・・・。

   それはそうと、先のすみれですが、ハーブなら、
  「すみれ茶」 があっても、不思議ではありませんね。

   きっとこれも、私が知らないだけかも・・と、正直焦りました。
  やはり、すみれ茶、あるのですね。

   “すみれの花びらは、生のままでも、煎じてお茶にして頂くと頭痛に効果” と、
  あります。緩やかな鎮静作用とビタミンA、喉の痛みなどにも効くそうです。
  立派なハーブではありませんか。

   本当は、「ニオイスミレ」 の方がいいのでしょうが、
  効果は同じとの事ですので、すみれの花びらを摘み、お茶にしました。
  ついでに、随分前に描いた、すみれのトールペイントも一緒です。

   あら、不思議!! その色は、エメラルドグリーンになりました。
  「ニオイスミレ」 でしたら、その香りと共に、どんなに優雅でしょう。

   とは言え、それは又、昨夜の月の光にも思え・・
  優雅で、幻想的なひと時でもありました。  

辿る径の向こうには・・

2007-03-07 17:00:05 | 旅気分・夢気分
   ここ2、3日灰色の夜明けでしたが、
  今朝は久し振り、
  こんな菫色の空になりました。

   やはりこんな空に出会えるの
  ですから、アンの言う通り・・・

    


   「この窓が東に向いているので、
  日の出が見られて、とても嬉しいのよ。」
    
               【「赤毛のアン」第33章」】
                                  




 
    

   



   今日の道草は、いつもの駅までの道ではなく、
  いつもとは反対側です。

   と言うより・・昔、懐かしい景色に出会う確率が、
  とても多い所です。と、言うことは・・?

   「道を曲がった所に何があるか、
  全然、見当がつかないわ ――
  知りたいとは思わないの。
  分からない方が素敵だもの。」
 
                   【「アンの愛情」 第2章】

   



   アンはこのように言っていますが、
  私も・・・道の曲り角をちょっと曲がってみました。

   法照寺と言うお寺の前には、
  相撲部屋ののぼりが・・・。

   そう言えば、3月場所がもうすぐ始まるのですね。
  何年も住んでいるのに、全然知りませんでした。

   もう一つの 『輝く湖水』 も見つけたし、
  (こちらは自然のまま) 偶には、いつもと
  違った道を辿るのも、いいものです。

   そうそう、梅の下に咲いているのは・・
  もう 「小手毬(コデマリ)」 でした。
  やはり今年は、何もかも早いようです。    

すみれの季節の菫のカップ

2007-03-06 16:15:56 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   1日置いた今日は、
  雲は多いものの、日の出を
  見ることが出来ました。

   いつもの青空が戻って
  来てくれ、ホッとしています。

   でも昨日、各地で吹き荒れた
  春の嵐。やはり天候が変ですね。

   このままでは日本の四季がなくなるのでは・・
  と、妙に落ち着きません。

   それと同じくして、一昨日の新聞で読んだのですが、
  最近、ピアノの音が以前よりも痩せて来ているそうです。

   原因は・・やはり経済優先の名の下での自然破壊で
  土や水が汚れ、良い木が育たなくなって
  来ていることからとのこと。

   冬眠出来なくなった動物達、巣箱に帰れなくなった
  蜜蜂は言うに及ばず、こんな所まで・・
  と、暗澹(あんたん)たる思いです。






 




   さて、ガラッと話題を変えて。
  我家では今、
  “すみれの季節”
  と言っていい程、
  すみれが花盛りです。

   それにあやかって今日は、
  こんな愛らしいすみれの
  絵柄のカップにしてみました。
  又々、「ノリタケ」 です。

   今日は珈琲ではなく、
  先日の薔薇茶です。

   こんな鮮やかな薔薇色の
  お茶は、見ているだけでも心
  が、パ~ッと明るくなります。

   頂く以前に視覚で、
  香りを楽しめるなんて、
  薔薇茶の薔薇茶たる、所以ゆえんですね。

   そうそう 「月でひろった卵」 のお菓子も、
  とうとう最後の一つになりました。そう言えば・・・

   



   「これまで心から淋しいと思ったことは、
  一度もありませんわ。
  一人でいる時でさえ、
  いいお相手がありますもの。――
  夢や、空想や、
  何かになった振りをすることなどですわ。

   たまには一人になるのが好きですのよ。
  色々なことを考えたり、味わったりするのにね。
  でも親しい交際は大好きなのよ ――
  人と楽しく過ごすことがね。」
          
                  【「アンの夢の家」 第10章】    

   


   このアンの言葉、そっくりそのまま
  今の私に当てはまるような気がします。

幻想的な月

2007-03-05 15:47:42 | 香る庭の花綴り
   今日は、久し振りの
  雨となりました。

   その雨も、お昼前には
  一旦上がりましたが、
  今又、少し降っています。

   どうやら全国的に
  荒れ模様のようですね。

   陽射しがないにもかかわらず、
  暖かいことに、変わりありません。

   そう言えば、ゴミ出しの時、
  ふっと沈丁花の香りを嗅ぎました。

   この香りを嗅ぎますと、
   本格的に春がやって来た気がします。(写真は午前11時の空)





 
【芽を出した 「チューリップ」・「ストロベリー」】




   ひとたび庭に目を遣ると、チューリップは芽を付け、
  ストロベリーは着々と自分の牙城を築いています。
  今年は何個、収穫出来るでしょうか。

   ところで、昨夜は南の空に、
  満月のお月様を見ることが出来ました。

   ちょっぴり小さく感じたその月は、
  丸い笠を付けているようで、お天気の崩れを
  心配したものですが、その通りになりました。

   お月様をこよなく愛したのは、アン ですが、
  それは、次の文章からもよく分かります。

   



   「・・・・・月夜に眠るなんて、
  時間が勿体ないといつも考えているのですけれどね。・・・
  でも、早く目を覚ましてお化けの森から射し染める
  明け方のかすかな光を見ることにしましょう。

   空は珊瑚色になり、
  駒鳥が気取って歩き回ることでしょうよ。
  ・・・・・多分、小さな灰色のすずめ
  窓敷居に止まるかも知れないし、
  金色や紫の三色すみれも見られることでしょうよ。」
           

    


   こんなアンに対し、リンド夫人 の言葉は、笑えます。   

   


   「まるで、空の大きな金貨みたいじゃないかね?」  
  リンド夫人としては途方もない詩的な飛躍を遂げた気がし、
  マリラが聞いていなくて助かったと思った。”

                           以上 【「炉辺荘のアン」 第1章】

   リンド夫人て、以前はどちらかと言うと苦手・・
  と思っていましたが、その人となりがだんだん分かって来ると、
  意外に可愛い女性ではないか・・
  と、最近思えるようになりました。

春爛漫~先取りした季節

2007-03-04 14:44:43 | 四季のスケッチ
   快晴で明けた今日の空! 
  今年はもう余程のことでは驚きません。

   何と今日は、桜の季節を通り越して、
  4月下旬頃の気候だそうです。

    


   “その冬の3月は例えて言ったなら、
  小羊の中でも一番従順な優しい
  小羊のような具合に訪れて来て、
  爽やかな、黄金色の、ひりひりする日々をもたらし、
  その昼の後には凍るようなピンクの黄昏が続き、
  やがて黄昏は、妖精のような
  月光の国へと消えてしまうのだった。”
 
                          【「アンの愛情」 第27章】                                   

   『アンの世界』 では、
  3月は当然のことながら、まだ冬なのでしょうね。

   それにしても、今年は “春は名のみの・・” とか、
  “春浅し” なんて言った、春を今か今か・・
  と待ち望む日本独特の美しい言葉が
  消えてしまったことに、少なからず危惧を覚えます。
  尤もあの 「アンの世界」 にも・・。

   「この頃じゃ母さん、普通の冬は来ないらしいね。」  
  (これはアンの子供、ウォルターの言葉ですが)  
  既に100年前に、こんな会話が、
  交わされていたのですから驚きます。











   三色すみれや、すみれ達はここに来て
  俄かに、しかも、たわわに咲き乱れています。

   


   “冬中自分の時間は1分もなかった
  アンは、春の喜びを衣裳とし、
  文字通り、庭で明け暮れした。”

                  【「炉辺荘のアン」 第14章】

   


   春が来て、アンの喜びが伝わって来るような文章です。
  これも厳しい冬があるからこそ、のことだと思うのですが、
  今年のこの気候・・アンなら何と言うのでしょう・・。

桃の節句にロマンティックなお菓子~月でひろった卵

2007-03-03 16:21:12 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
 


   



   今日は雛祭りですね。
  今朝の空は、その雪洞ぼんぼりのような日の出でした。

   『ぼんぼり』 とは、「ぼんやり」 とか 「仄か」 
  という意味だそうですが、まさに春の風情ですね。

   そうそう、昨日は又、まだ明るいうちから
  ほぼ満月に近いお月様が東の空に出ていました。
  夜には丁度、真上に・・・。

   そう言えば、明日(4日)は、満月なのですね。
  今日の空は薄曇りです。
  果たしてお月様は、望めるでしょうか・・・?









   そんなお月様に合わせた訳ではありませんが、
   偶然にも今回のドライブのお土産に、
   山口銘菓、『月でひろった卵』 を買って来ました。

    そもそも、このお菓子の事を思い出しましたのは、
   いつもコメントを頂いている、
   【ku-さんのブログ】
 からなのです。

   でも、まさか自分が、あれからほとんど時間を置かず、
  このお菓子を買い求めて来る事になるなんて、
  その時は思ってもいませんでした。

   でも、このお菓子は本当に仙台銘菓、
  『萩の月』 に、良く似ています。

   と言っても、私はこちらの 『月で~』 の方が好きですが・・。
  そういう訳で今日の珈琲タイムは、このお菓子が、お茶請けです。

   ふんわり卵の生地に甘過ぎないカスタードクリーム。
  コリッとするのは栗でしょうか。

   一応和菓子ではありますが、珈琲にも十分合います。
  カップは、お菓子に合わせて、一応和風にしてみました。
  ペアのカップなのですが、ニッコー製、コシノ・ヒロコです。

車は西へ・・・

2007-03-02 16:09:35 | 旅気分・夢気分
 

       
   



   今日は、こんな空で明けました。
  いつの間にか、3月なのですね。

   今年は春が早く来たようですので、
  “もう” なのか、“まだ” なのか・・・。

   3月の異称としては、まず弥生ですが、
  私の好きなのは、何と言っても 『夢見月(ゆめみづき)』 です。

   次々と芽を吹き、花を咲かせる草木達。
  それらと共に見る夢なんて・・何だか素敵です。 

   天気予報では、今日は暖かいと
  いうことでしたが、肌寒く感じます。

   昨日までが、まさに “春” そのものでしたので、
  特にそのように思うのかも知れません。

   季節的にはまだ春浅し、と言った所ですが、
  そこは、もう既に “陽光煌く” と言う言葉が、
  ぴったりの・・そんな空と海でした。
                            
                          




【宮島SAで(下り)】
   
【鳥居の向こうは瀬戸内海】




   と言いますのも、一昨日、
  車で出掛けたのはいいのですが、
  ちょっと高速道を走ってみたくなりました。
  そう言えば、ここ最近、走っていません。

   車の中は、ちょっとした私のストレス発散場所。
  と同時に、何よりの爽快感を感じます。

   そうなると名神へ。
  ついつい車を走らせ、気が付けば
  山陽道を赤とんぼで有名な龍野西。

   引き返すのも勿体なくて、もう少し・・なんて走り・・。
  そうこうしているうちに、とうとう宮島SAまで辿り着きました。

   ここで遅い昼食を取り、前から遊びに来るように
  言ってくれていた、周南市に住む叔母の所に
  行くことにしました。   
  




 


   


   そこは、もう春爛漫。雲一つない青空に梅! 
  それも、もう散り始めているのです。
  家を出る時は寒かったのに、汗ばむ位です。

   一晩、叔母の所に泊めて貰ったのですが、
  夜は星がとても綺麗でした。
  やっと念願の美しい星を見ることが出来ました。