「水曜は、午後から電子ピアノの伴奏で一緒に歌をうたう会があるのよ」
…と、
義母は話しはじめた。
「でもね、つまんないの。
だって、古い歌ばかりなんだもの!」
お茶を飲みながら義母は、
はぁーっと、ため息をつきながら言う。
デイサービスでの音楽レクリエーションの事らしい。
一瞬、ドキッとしたのは、
私自身も思い当たる節があるからだ。
「じゃあ、おかあさんは、どんな歌ならうたってみたいですか?」
と訊くと、
「う〜ん…」
と、義母は少し考えて、
「そうねぇ、新しい曲を教えてもらいたいわねぇ」
と答えた。
新しい曲というのが、どの時代の曲なのか
もっと具体的に聞きたいけれど、題名はなかなか思いつかないらしい…
義母のデイサービスは、比較的しっかりした元気な人が多いのかもしれない。
それなら、戦中戦後の昭和の懐メロばかりでは、飽き飽きするのも仕方ない。
ちなみにS.5年生まれの義母は、
BSの時代劇『鬼平犯科帳』が大好きで、
そのエンディングに使われていたジプシーキングスの“インスピレーション”が、よほど気に入ったのか、
CDを買ってきて、繰り返し聴いていたことがあった。
以前、聞いた話では、
昔から映画音楽などをよく聴いていたらしく
『ブーべの恋人』のテーマが大好きだとも言っていた。
音楽の好みは、何となくわかるが、
もともとカラオケが苦手な義母にとって
歌えるレパートリーは、少ないだろうし
今の高齢者施設では、新しい歌を覚える機会もないだろう。
義母の不満そうな様子に
“高齢者には昭和の懐メロ”と決めつけているような音楽レクリエーションを見直して、
元気な高齢者のためには、
「新しい歌を覚える」機会があっても良いのかもしれない…
そう思っているのです。
そうなると…
また、選曲に悩みますよねぇ。(~_~;)
…と、
義母は話しはじめた。
「でもね、つまんないの。
だって、古い歌ばかりなんだもの!」
お茶を飲みながら義母は、
はぁーっと、ため息をつきながら言う。
デイサービスでの音楽レクリエーションの事らしい。
一瞬、ドキッとしたのは、
私自身も思い当たる節があるからだ。
「じゃあ、おかあさんは、どんな歌ならうたってみたいですか?」
と訊くと、
「う〜ん…」
と、義母は少し考えて、
「そうねぇ、新しい曲を教えてもらいたいわねぇ」
と答えた。
新しい曲というのが、どの時代の曲なのか
もっと具体的に聞きたいけれど、題名はなかなか思いつかないらしい…
義母のデイサービスは、比較的しっかりした元気な人が多いのかもしれない。
それなら、戦中戦後の昭和の懐メロばかりでは、飽き飽きするのも仕方ない。
ちなみにS.5年生まれの義母は、
BSの時代劇『鬼平犯科帳』が大好きで、
そのエンディングに使われていたジプシーキングスの“インスピレーション”が、よほど気に入ったのか、
CDを買ってきて、繰り返し聴いていたことがあった。
以前、聞いた話では、
昔から映画音楽などをよく聴いていたらしく
『ブーべの恋人』のテーマが大好きだとも言っていた。
音楽の好みは、何となくわかるが、
もともとカラオケが苦手な義母にとって
歌えるレパートリーは、少ないだろうし
今の高齢者施設では、新しい歌を覚える機会もないだろう。
義母の不満そうな様子に
“高齢者には昭和の懐メロ”と決めつけているような音楽レクリエーションを見直して、
元気な高齢者のためには、
「新しい歌を覚える」機会があっても良いのかもしれない…
そう思っているのです。
そうなると…
また、選曲に悩みますよねぇ。(~_~;)