先週木曜の午前、
どうせノーメイクで過ごすのだから…
と、
いつものようにグータラな私は洗顔も後回しにして掃除洗濯の家事を終え、
(さてと、そろそろコーヒーでも入れ直そうか…いやいや、その前に顔を洗わないと)
と、思いながら、お湯で洗った顔をタオルで拭いたあと、
つぶっていた目を開けた。
その途端に目の前を黒い髪の毛?
いや、正確に表現するなら、
水に墨汁をつけた筆の先を落としたような横に長い黒い「一の文字」がいきなり横切ったと思ったら、
その直後に、水に溶けた墨汁が小さな粒の霧となって目の前にサーっと拡がった。
(あぁ、ついに…)
そう思いながらも、
(木曜は眼科が休みかも…)
と、
数年前に通った事のあるH眼科のHPを検索した…が、
ある事を思い出して、やめた。
理由は、信頼性である。
その眼科で作ったコンタクトレンズの消費期限が右と左で2年も違っていた。
そのために右は既に消費期限切れになってしまった。
常識的に考えれば、ユーザーにとって左右同じでないと困る…
そんな基本的なことがわからない眼科では困る。
HPで木曜は午前も午後も診察日だったが、
ここだと、
診てくれても不安が残る…
そう思って、やめた。
次に名医として知られているM眼科のHPを検索してみた。
ここは実父も義母も通院した眼科で、付き添いで何度か通った事があるし、距離的にも近く、
いつも混んでいて長時間待たされるが評判は良い。
HPには、
木曜午前は《通院患者の検査日》で予約のみ…とある。
ダメ元でかけてみたら、3回コールで若い女性スタッフが出てくれた。
事情を話すと、無表情な声だったが、
「今回は特別に」という事で診察を承諾してくれた。
感謝の言葉を述べて電話を切り、
大急ぎで車で25分の所にあるM眼科に駆けつけた。
診察結果は、
水晶体の一部から出血している《硝子体剥離》というものだったが、
出血は、ほんの僅かで既に止まっている状態だという。
「また、どこから出血するかわからないので今回と同じような症状が出たらすぐに来てください」
と言われ、少し安心した。
右眼の視力が極端に落ちているらしい…
メガネを新調しようと思っていたが、
白内障の症状も始まっているらしいので、
今後の治療次第では、
手術も必要になるかもしれないとの事。
院長から
「度が変わるかもしれないのでメガネはその後の方がいいでしょう」
と言われて、納得した。
とうとう…というより、
やっぱり…だよなぁ。
コロナ禍で長時間、PCでデータ入力する仕事を約10ヵ月、毎日5時間近くやっていた。
息子から
「そんなのババアがやる仕事じゃないんじゃない?」
と言われて、
能力的にはまだ大丈夫…と思っていたが、
眼を酷使し過ぎていたらしい。
今月は、
血液内科と消化器外科に加えて眼科が加わった
“通院月間”でございます。
(ー ー;)