クレマチスのプリンセスダイアナが咲いている。
朝から梅雨空…
5:15に目が覚めた。
階下でHalの鼻息が聞こえる。
昨夜は、世界水泳を見ながら寝てしまったらしい。
瀬戸大也選手が銀メダルをとったところまでは覚えているのだが…
最近は、本当に寝るのが早く目覚めるのも早い。
少し前のネットの記事で
自分のことをダイアナ元妃の生まれ変わりだと言っている豪州に住む4歳の男の子のことが話題になっていた。
信憑性には疑問符がつくが、私は、この手の話に興味がある。
『前世療法』で有名な米国の精神科医であるワイス博士の本を貪るように読んだのは、
七年前の実母の死の直後だったか…。
仏教の輪廻転生では生前の行いによっては必ずしも人間に生まれ変わることができないらしいが、
『前世療法』では、1人の女性が何人もの“人間”に生まれ変わった過去の話が“過去生記憶”として著されている。
何時代の何という名前だったか、どこに住んでいたか、どんな死に方をしたかまで、
あまりにも鮮明な内容に驚かされる。
この類の話は科学で立証できないため
著者のワイス博士への批判も相当なものだったらしいが、
東大病院の矢作医師の“死後の世界”論などと同様に、
実はそれを読んで“救われる者”もいるのだ。
私も、そのひとりだ。
ワイス博士と矢作医師の著書を読んで安心するのは、
死後の肉体には、すでに“魂”は存在しないということ…だ。
魂は死の直前に肉体から抜け出て、上から自分の肉体を見下ろしているらしい。
その後は、どこに行くのか…
浮遊している場合もあるが、ある時期が過ぎると
死後の世界に行き、次に生まれ変わる瞬間を待っているのだという。
肉体は滅びるが魂は輪廻転生を繰り返すらしい…
死者を弔う時、よく『ご冥福をお祈りします』と言うが、
死者が行く先である冥界での幸福が“冥福”と考えると
生前、立派な功績をのこした人や、良い事をしていた人は、当然、天国や極楽に行けるので、
“冥福を祈る”など、わざわざ言う必要はないように思える。
不幸な事故や悲惨な事件で亡くなった方々を弔う際に“ご冥福”というのは、
どうなんだろう…
志途中で亡くなった方々の魂が、癒されるのだろうか。
“冥福”が、あの世で幸せに…という意味であれば、
亡くなった方に失礼になるのではないだろうか…。
不幸な事件で亡くなった方々の魂は、
どうすれば癒されるのだろう…
今、それを真剣に考えている。