昨日の午後は退院後初の外来受診。
病理検査結果を受けて、
今後の治療方針を決める主治医との大事な面談の日で、
本来ならドキドキしながら、病院の門をくぐるところだが、
午前中、Mこども園で園児たちと楽しく歌ったおかげで、
いつものように給食の先生からお弁当を受け取り、
駐車場で、おにぎりをゆっくり食べてルンルン気分で出かけた。
予約時間ちょうどに自分の番号を呼ばれ、
診察室に入ると、
主治医のY先生が和やかな表情で
「体調は、どうですか?」
と声をかけてくれた。
「はい、体調はいいと自分では思っています」
と答えると、
「そのようですね」
そう言って、
目の前のPCの画面を開いて画像を指し示しながら説明し始めたY医師は、まだ40前だろうか…。
ヒゲの剃り跡も青々としていて、太めの眉にやや下がり加減の目が優しい。
一見すると、医師には見えない、
かといって営業マンタイプではないが、
下町ロケットに出てくる佃製作所の営業部長役の谷田歩さんを、ひと回り小さくしたような雰囲気だ。
第一印象は寡黙で、人見知りがあるタイプに見えたため、
( 大丈夫かなぁ…)
と思ったが、
その後、印象がだんだん変わってきた。
多くを語らないが、こちらの質問には丁寧に答えてくれる…。
手術前の説明の時も、
夫いわく
「横柄な印象もないし、あの先生でよかったんじゃないか?」
とのこと。
その夫の言葉どおり、
昨日は、
( 本当に、この先生でよかった…)
と私自身も思った。
Y医師は、
とにかく話をよく聴いてくれた。
そして、
提案された治療方針について、こちらから質問すると、きちんと数値を出しながら、丁寧に説明をしてくれた。
それに対して、
現時点での私自身の考えを伝えると、深く頷きながら
「では、その方向でいきましょう 」
と、同調してくれたのだ。
無理強いは一切ないし、
『患者の思いを尊重する』と、
この病院のポリシーが書かれたパンフにあったが、
ここまで、きちんと聴いてくれるとは思わなかったので驚いたし、なにより嬉しかった。
思い切って薬のことや、食事のことも遠慮なく訊いた。
「先日、天ぷらも手打ち蕎麦も完食できました」
と話すと、
「大丈夫そうですね!」
と、Y医師は笑った。
距離が縮まった…。
診察の終わりに
「先生、よいお年をお迎えください」
と言うと、
Y医師は、
「…はい」
と、
一瞬ぽかんとして、
「ありがとうございます」
と、
少しはにかんだ表情をしてから、ペコんと頭を下げた。
これから長い付き合いになりそうだが、
この先生なら信頼できそうだ。
帰り際に、
いつものドライブスルー薬局に立ち寄ると
処方箋の説明をしてくれた男性薬剤師が
申し訳なさそうに、
「実は…」と閉店のお知らせが書かれた紙を差し出した。
とても親切な、薬局だったのに…残念だ。
できたばかりだと言うのに、
この病院の周辺では、早々と薬局の生き残り競争が始まっているらしい。
(−_−;)

病理検査結果を受けて、
今後の治療方針を決める主治医との大事な面談の日で、
本来ならドキドキしながら、病院の門をくぐるところだが、
午前中、Mこども園で園児たちと楽しく歌ったおかげで、
いつものように給食の先生からお弁当を受け取り、
駐車場で、おにぎりをゆっくり食べてルンルン気分で出かけた。
予約時間ちょうどに自分の番号を呼ばれ、
診察室に入ると、
主治医のY先生が和やかな表情で
「体調は、どうですか?」
と声をかけてくれた。
「はい、体調はいいと自分では思っています」
と答えると、
「そのようですね」
そう言って、
目の前のPCの画面を開いて画像を指し示しながら説明し始めたY医師は、まだ40前だろうか…。
ヒゲの剃り跡も青々としていて、太めの眉にやや下がり加減の目が優しい。
一見すると、医師には見えない、
かといって営業マンタイプではないが、
下町ロケットに出てくる佃製作所の営業部長役の谷田歩さんを、ひと回り小さくしたような雰囲気だ。
第一印象は寡黙で、人見知りがあるタイプに見えたため、
( 大丈夫かなぁ…)
と思ったが、
その後、印象がだんだん変わってきた。
多くを語らないが、こちらの質問には丁寧に答えてくれる…。
手術前の説明の時も、
夫いわく
「横柄な印象もないし、あの先生でよかったんじゃないか?」
とのこと。
その夫の言葉どおり、
昨日は、
( 本当に、この先生でよかった…)
と私自身も思った。
Y医師は、
とにかく話をよく聴いてくれた。
そして、
提案された治療方針について、こちらから質問すると、きちんと数値を出しながら、丁寧に説明をしてくれた。
それに対して、
現時点での私自身の考えを伝えると、深く頷きながら
「では、その方向でいきましょう 」
と、同調してくれたのだ。
無理強いは一切ないし、
『患者の思いを尊重する』と、
この病院のポリシーが書かれたパンフにあったが、
ここまで、きちんと聴いてくれるとは思わなかったので驚いたし、なにより嬉しかった。
思い切って薬のことや、食事のことも遠慮なく訊いた。
「先日、天ぷらも手打ち蕎麦も完食できました」
と話すと、
「大丈夫そうですね!」
と、Y医師は笑った。
距離が縮まった…。
診察の終わりに
「先生、よいお年をお迎えください」
と言うと、
Y医師は、
「…はい」
と、
一瞬ぽかんとして、
「ありがとうございます」
と、
少しはにかんだ表情をしてから、ペコんと頭を下げた。
これから長い付き合いになりそうだが、
この先生なら信頼できそうだ。
帰り際に、
いつものドライブスルー薬局に立ち寄ると
処方箋の説明をしてくれた男性薬剤師が
申し訳なさそうに、
「実は…」と閉店のお知らせが書かれた紙を差し出した。
とても親切な、薬局だったのに…残念だ。
できたばかりだと言うのに、
この病院の周辺では、早々と薬局の生き残り競争が始まっているらしい。
(−_−;)
