朝ドラを見ていると、
決まって関西弁で思考している自分がいる。
ケイスケさんが、荒木荘を出ていく日は、
きみちゃんの作ったおはぎを受け取らないのに苛立ち、
( イケズやなぁ…おはぎくらいどっかに入るんとちゃうの?)
と思ったし、
チャウチャウそっくりなアキコさんに、
( こんな上ずった声の女のどこがええねん!今に別れるで!)
と憎まれ口を叩いた。
今朝は、草間さんが元妻と哀しい再会を果たしたが、
「シェルブールの雨傘のオマージュだ…」
と、ポツリ呟く夫に
( …そんなシャレたもんやろか?)
と思いつつも
元妻の
「アメちゃん食べる?」
のセリフに
( やっぱ、関西やなぁ…)
と、ナットク。
関西といえば、
昨日の徹子の部屋に出ていた笑福亭鶴瓶さんもだが、
「本業は落語家ですって?」
という徹子さんのコメントを聞いて、頭に浮かんだのが笑福亭松鶴師匠の顔だった。
あれは、
鶴瓶さんのトーク番組でナレーターをやっていた頃だから、もう30年以上前だ。
週に一度の収録だったが
ほぼ毎回のように、松鶴師匠はスタジオに来られていた。
時には奥さまと来られることもあった。
今は活躍されている笑瓶さんも、当時は鶴瓶さんの付き人で、
松鶴師匠が楽屋に入って来られるたびに、緊張されていたのを思い出す。
で、そんな時
私は楽屋で何をしているかと言うと、
何故か毎回、“お茶汲み”をしていた。
別に、誰かに言われたのでもなく、
その場に居合わせた者の義務感のようなもので
松竹芸能のプロデューサーのK氏も、
それを見て何も言わなかったし、
いつの間にか、
“お茶汲みのおネエさん”になっていたのだ。
あの頃、
印象に残っているのは
広島に住む妹が遊びに来た時、鶴瓶さんに
「妹です」と紹介すると、
「ホンマか?」
と目をまん丸くして驚き、
「似てへんなぁ…ぜんぜん、似てへんわ」
と、言った後で、
公開収録の開始前に、
スタジオの最前列に座っていた妹の顔を見つけ
「ネエちゃんと全然、似てへんなぁ」
と笑いながら弄っていた…ことだ。
そんな、関西のノリが懐かしい。
関西のノリといえば、
EGO-WRAPPINの中納さんもコテコテの関西弁だ。
泉大津のLIVEでのこの曲は秀逸だが、
こっちは公式YouTubeから、
20年前の11月2日リリース
↓
A Love Song (Feat. DETERMINATIONS)