声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

みつどもえのたたかい

2022-09-18 07:10:00 | Diary
ここ数日、
朝夕は気温が下がり虫の鳴き声も一段と大きくなってきていたが、

台風の影響なのか、昨日から今朝にかけては空気が生暖かい。

毎朝、
キッチンの窓から裏庭に異変がないかをチェックする…

裏庭には大きなイノシシの罠が仕掛けてある。
(今日もなにも掛かっていないな)
と確認して、ホッとするのが日課になっているが、

その窓のすぐ外の、やや目障りな位置に3つ大きな蜘蛛の巣が張られている。

私は蜘蛛が苦手で蜘蛛の画像を見るだけで気分が悪くなるのだが、
近づくのも嫌な巣を、わざわざ取り払うことはしない。

嫌でも目につくそれらには、それぞれに大きな雌グモと小さな雄グモがペアを組んで巣の中で暮らしている。

(この蜘蛛たちがいなくなったら本格的な冬の到来だな)

そう思いながら毎日、窓の外を眺めていたのだが、

今しがた、夫が
「あれれ?共喰いを始めたぞ」
と、洗い物をしながら言う。

見れば、
1番大きな蜘蛛が1番下にぶら下がって脚を内側に折り曲げてブラブラしている。

それを2番目に大きな蜘蛛が、まるで針を突き刺すかのように垂直に襲っている…

その横から3番目に大きな蜘蛛が、チョロチョロとちょっかいを出している…

まさに3匹で縄張りを奪い合っているような構図だ。


雌グモ3匹の争いを

少し離れた場所から小さな雄グモたちがジッと息を殺して見ているようだ…

どの雌グモが勝つかによって自分達の運命が決まるわけだな。

獲物を有利な場所で捕るために必死で生存競争を繰り広げているのをみると、
なんだか蜘蛛たちが気の毒に思えてくる。

本当に闘うことが必要なのか?
仲良く《向こう三軒両隣》で暮らす事はできないのか?

私が蜘蛛だったら、
ちょっと待って、短い命だから、仲良く暮らそう」
と声をかけるのだが…

そんな気遣いは、きっと通じないのだろう。

人間界にも、そんなのがいるな。

(~_~;)




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