ようやく我が家の庭のバラが最盛期を迎えた。
咲き揃ったらキレイな写真が撮れるかと期待したが、
今年は、
少しずつ咲いては枯れてしまうため、咲いた横に枯れた花が残っているため、
キレイに咲き揃った写真が撮れない。
数日前、カセットテープを整理していると
若い頃の自己PRを兼ねた音声録音が出てきた。
関西にいる頃、
最後に所属していた事務所が営業時に売り込むときに使っていたボイスサンプルだ。
昔の録音にしては、音質が良いのはChromeテームでマザーを録音してからカセットテープに落としているからだろう…
しっかし、
恥ずかしい…
何が恥ずかしいかと言うと、
テープの中身だ。
こんな事をやっていたのか…
と我が耳を疑った。
一人二役で男女の会話をストーリー仕立てにしているものや、
ハードロックをBGMに、無理やり低い声で単車のCMナレーションを入れたもの、
キャラクターボイスでコメディ仕立てのストーリーを語っているもの…
アンニュイなBGMに乗せて
ランジェリーのCMナレーションを入れたもの…
著作権の関係で、
表に出すことはできないが、
それにしても、
(よくまぁ、こんな恥ずかしいボイスサンプルを作ったものだ)
と呆れる。
と、同時に気づいた事がある。
当たり前の事だが、
20代の声には、それ相応の艶がある…
色気があるのだ。
それゆえに、
声色(こわいろ)たっぷりのボイスサンプルは、
ちょっと、やり過ぎじゃないのか?
と思うほど大袈裟だ。
当時は、コレが当たり前だったのかなぁ…。
今もし、
こんなナレーションをやれと言われても絶対にできないだろう。
よくNHKのアーカイブなどの昔のアナウンサーの喋りを聞くと
今のアナウンサーの喋りが、
ごく自然なトーンである事がわかる。
時代によってアナウンサーの喋りも変わる。
今は昔ほど、
声質を変える読みは流行らない。
昔のボイスサンプルは、
違うタイプのナレーションを5パターン吹き込んだものだが、
やはり向くものと向かないものがあるのは顕著だ。
ずいぶん、
無理をしていたんだろうなぁ…。
(ー ー;)