たまたま見たTVで
カラスの鳴き声を研究し、迷惑対策に役立てようという特集をしていた。
それによると40種類くらいの鳴き方があるとのことだが、
迷惑対策で使うのが、
「カーカーカーカー!」→( 危険だよ !)
と、
「カ〜、カ〜、カ〜、カ〜」→(エサ見つけたよ)
の2種類で、
録音した ( 危険だよ!)の鳴き声を
スピーカーから流すと
街路樹にとまっていたカラスたちが一斉に逃げ出すという実験をやっていた。
かなり、効果がありそうだ。
ところが、ドローンで( エサ見つけたよ)の鳴き声を流しながら、
カラスを別の場所に誘導するという実験では、
ドローンに驚いたカラスたちが、慌てて逃げて行くだけで、誘導に失敗。
人間の思惑通りに行かないカラスたちの利口さを見せつけられた。
ドローンのエンジン音が問題なのではないか?
と私自身は思っているが、興味深い試みだ。
研究者のいう鳴き声で判別するなら
我が家の周りのカラスたちは、
( エサ見つけたよ〜)
と鳴くことが圧倒的に多い。
どんなエサだろうと、家の周りを見渡すと
裏の柿の木の熟した実が、いつの間にか少なくなっていた。
おまけに、
欲張ったカラスの仕業なのか、咥えて飛んでいる途中で
うっかり落としてしまったドジなカラスもいるようだ。
想像すると、ちょっと笑える。
ここは、きっとカラスにとって楽園なのだ。