春彼岸は牡丹餅、秋彼岸は御萩…
日本語ってお菓子にも季節感豊かな表現が使われているのだと知ったのは、
母方の祖母が、手作りしていたお陰です。
夏は水ようかん
冬は、ぜんざい…
ちなみに私は子供の頃、粒あんで作るのがぜんざいで
こしあんでサラリとしたのがお汁粉だと思い込んでいました。
昨日、お客さまのために用意した冷やしぜんざい、
たくさん作り過ぎてしまったので
ゆっくり焦がさないようにグツグツ煮て
あんこにして冷蔵庫で一晩寝かせ
今朝、取り出して御萩にしました。
とは言っても中身は十六穀米です。
少し塩味がついているので、合わないことはないだろうと思いまして…(^^;;
味見してみると、元々、粘りのある雑穀をブレンドしているので、けっこうイケます。
甘味は黒砂糖と塩少々で、ごく控えめ…。
甘いものをほとんど食べない夫と
あんこが苦手な実父に食べさせるつもりですが
果たして評価は…。