夫の仕事に付き合わされ、
車で1時間以上かけて桐生市に向かったこの前の日曜日、
朝から猛威をふるう花粉と、このところの運動不足がたたってか、山道を登る脚が重い。
オマケにクシャミがとまらない。
(もうダメだ)
と思った目に先に、見えたものが
あの有名な言葉…
(どう言う意味だっけ?)
そう考えたら、なぜか少し元気が出た。
もうちょっと頑張ってみるか…
なんでココに書いてあるのかわからないけど、
(やっぱり考えなきゃねぇ)と思う。
偉人たちの名言に励まされる。
日々の生活をダラダラと緩慢にやり過ごすなんてもったいない。
明日、どうなるかわからない身なのに…。
先一昨日は、
渡辺淳一の『麻酔』を一気読みした。
著者は『失楽園』で有名だが、
もともとは医師という事もあって
医療をテーマにした生々しい小説も書かれている。
この『麻酔』も医療事故をテーマにした小説だが、
読み進めていくと、かつての自分も、同じ目に遭っていたかもしれないと思えてくる…
そのくらいリアルだった。
リアルといえば、
土日続けて『南海トラフ』をテーマにした特番をみたが、
ちょっとリアルさに欠けると思ったのは、
高知の住民たちが津波から避難するシーン…
犬や猫を連れて逃げている人は1人もいなかった。
実際にはペットを連れて逃げる人もいるのではなかろうか?
まぁ、ドラマだから許せるが…。
人間は考える葦である
そして、
知恵は知識に勝る…のだ。
無闇に恐れてばかりではなく、どうすれば生き残れるかを考えよう。