最初聞いたとき、
なるほど…と思った。
で、
ビデオの中で女史が発言されている“飲み会を断らない”と言うのは、
《飲みニケーションは人脈を拡げるために必要であり、情報を得るためにも効果的である》
と言うことだと私は受け取った。
この考えは、性別を問わず
あらゆる業界に通じることだし、
官僚だけではなく民間だって同じだ。
もちろん、
法に触れるような接待は問題視すべきだが、
そもそも出世するには、
上司から好かれる事が不可欠だ。
よく、女性が出世すると
“女を武器にのし上がった”と後ろ指を指されることがあるが、
ポッキーゲームは酒席の余興としても
セクハラの躱し方が上手な女性の方が出世できるものだ。
そうであってはいけないのだが
日本社会がオジサン中心で回っているのだから仕方ない、
世渡りの上手い下手は、出世に影響する。
Y女史は世渡り上手だったというワケだ。
気の毒なのは、
スキャンダルが表に出たことで、
これまでに積み重ねた数々のキャリアまでが懐疑的に捉えられてしまう事だ。
今さらではあるが、
女性活躍の言葉も虚しく、何をか言わんや…である。
先だっての
オリパラ組織委員会会長就任の騒ぎの時と同様に
諸事情によって個人の自由意思が蔑ろになっている事が、
気の毒にも思えてくるのだ。
過去に何回も
飲み会を断ってきた自分としては、
何だか…
釈然としない思いではある。
(ー ー;)