集中力を要する射撃訓練では
小銃の構えは「脚使用寝撃ち」で行います。
射撃場の中に向かって小銃を脚に固定して寝姿勢を取ります。
そして、口をやや開き、力を抜いて
引金を(1,2・・)と言いながらゆっくりと引くのです。
静かなのは、ここまでで
実際に引金を引いた瞬間にドカン!
という衝撃とともに薬莢(やっきょう)が跳ね返ってきます。
あたり一面に火薬の臭いが立ち込める中、撃った瞬間の小銃の反動
に腰を抜かす隊員もいるし、
空になった薬莢が飛んできて目に当たり怪我をすることもあります。
小銃の反動で肩がアザだらけになるのも、この訓練の特徴です。
指導教官から
「タオルを重ねて入れるといいよ」と聞いてはいたのですが、
それでも、肩の肉付きの悪い私は青黒いアザを作ってしまいました。
40点満点で採点される実弾射撃ですが、
これがなぜか、やる気満々の隊員ほど当たらないもの。
のほほん、として欲のないタイプがよく当たるのだそうです。
1人2回ずつ撃つチャンスを与えられ
、一発撃つごとに側にいる指導教官が望遠鏡で当たった弾の位置を確かめ、
的から外れていると
「右へ2、左へ3」などのように指示を与えてくれます。
いわゆるクリック修正をするのですが、いわれた通りにやってすぐに当たる隊員と、
修正しても当たらない隊員とがいます。
教官曰く、「素直な性格ほど、よく当たる」のだそうです。
それなら私はよほど例外なのでしょう。
40点中37点という高得点で上位入賞者として表彰されたのでした。(^^;;
この時の賞状はいまでも大切にアルバムに張ってあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b8/d38ce06db1ffa91f2c119ea014e9b90d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/76/ce1ea91732e5b793611db0f98416cf62.jpg)
小銃の構えは「脚使用寝撃ち」で行います。
射撃場の中に向かって小銃を脚に固定して寝姿勢を取ります。
そして、口をやや開き、力を抜いて
引金を(1,2・・)と言いながらゆっくりと引くのです。
静かなのは、ここまでで
実際に引金を引いた瞬間にドカン!
という衝撃とともに薬莢(やっきょう)が跳ね返ってきます。
あたり一面に火薬の臭いが立ち込める中、撃った瞬間の小銃の反動
に腰を抜かす隊員もいるし、
空になった薬莢が飛んできて目に当たり怪我をすることもあります。
小銃の反動で肩がアザだらけになるのも、この訓練の特徴です。
指導教官から
「タオルを重ねて入れるといいよ」と聞いてはいたのですが、
それでも、肩の肉付きの悪い私は青黒いアザを作ってしまいました。
40点満点で採点される実弾射撃ですが、
これがなぜか、やる気満々の隊員ほど当たらないもの。
のほほん、として欲のないタイプがよく当たるのだそうです。
1人2回ずつ撃つチャンスを与えられ
、一発撃つごとに側にいる指導教官が望遠鏡で当たった弾の位置を確かめ、
的から外れていると
「右へ2、左へ3」などのように指示を与えてくれます。
いわゆるクリック修正をするのですが、いわれた通りにやってすぐに当たる隊員と、
修正しても当たらない隊員とがいます。
教官曰く、「素直な性格ほど、よく当たる」のだそうです。
それなら私はよほど例外なのでしょう。
40点中37点という高得点で上位入賞者として表彰されたのでした。(^^;;
この時の賞状はいまでも大切にアルバムに張ってあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b8/d38ce06db1ffa91f2c119ea014e9b90d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/76/ce1ea91732e5b793611db0f98416cf62.jpg)
読んで頂き、ありがとうございます。
事務職についてですが、
事務官で防衛省に入る場合は、武器使用の訓練、射撃訓練や戦闘訓練はありません。
私の同期にも自衛官を辞めて、そのまま
通信隊に「技官」として残って仕事を続けている女性がいますが、教練はあっても武器使用の訓練はないと言っていました。