声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

今夜、ロマンス劇場で

2019-03-12 18:38:44 | 映画・ドラマ・読書


メルヘンチックで

懐古趣味的なストーリーが好きなのは

昭和生まれなればこそ…なのか、


期待せずに見始めて、

いつのまにか見終わった感じ…


不思議な映画だ。



映画の中の“映画館”で上映されていた映画は

チャップリンのトーキーのような雰囲気だし、


そこから飛び出してくるモノクロ女優のミユキ(綾瀬はるか)は、

その面差しが

オードリー・ヘップバーンを彷彿とさせる。



( 何食べて生きているのかしら?)


( 雨に濡れても化粧は落ちないのかな?)


( なぜ、役柄のままの命令形口調なのか?)


等々、


突っ込みどころ満載だけれど


そんな事を忘れさせる主人公のマキノの純粋で一途な想いと、

その背景で使われるニューシネマパラダイスのような映画館、

かつて栄えた映画撮影所の懐かしい場面に惹き込まれる…。



そして何より、



見事にレトロファッションを着こなした綾瀬はるかの美貌に驚く。


それはまさに、

この世のものとは思えない美しさ…

見惚れてしまう場面の連続である。



晩年の主人公役で出演している加藤剛さんが、

この映画が単なる娯楽映画ではなく

“真の愛とは何か”を問いかけてくれる…


現実逃避にピッタリの映画かな。(^_^;)




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