最近、
都内の息子が引っ越したいと言い出した。
リモートワークで週1、2回の出社になったため、
社内でも郊外への引っ越しがブームだという。
湾岸エリアにある息子の賃貸マンションは、
東京五輪の影響もあってか当初は2年毎の更新だったのが、昨年から1年毎の更新になった。
ワンルームで角部屋、
日当たりもよく開放的、特に夜景が美しかったが、
東京五輪で、以前は正面に見えていた東京タワーが見えなくなり、
晴海埠頭に続くお気に入りの散歩コースもすっかり景観が変わったとボヤいていた。
条件が悪くなった分、
家賃の高い湾岸エリアのワンルームより
郊外の1LDKか2LDKに越した方がいいという息子の考えには私も賛成している。
で、
どこに越すかだが、
コレがなかなか決まらないらしい…。
それならと、
最近、私が観ている火曜10時の《正直不動産》を見るよう勧めてみたところ、
ドラマには興味がないのか反応が薄い。
不動産の知識を得るのにピッタリだと思うのだが…。
息子曰く
「事故物件以外なら、まぁいいかな」
だそうだ。
(いやいや、そんな事はない)
賃貸マンションだって一度引っ越したら、また動くのは大変だ。
周りの環境をしっかり調べてからにすべきだ。
マンションといえば、
ネットに伊豆の有名リゾートマンションの話題が出ていた。
文豪川端康成がガス自殺した部屋を購入して住んでいる人がいるという記事だった。
現オーナーの60代女性は2年前に3,600万で購入したらしい。
調べてみると川端康成が亡くなったのは1972年だから、
約50年前の中古マンションが、3,600万って、リフォームされていたとしても高すぎないかな?
普通なら事故物件でしょ。
いや川端康成が自死した部屋だから、
逆にプレミアがついたとか?
いずれにせよ、
事故物件とわかっている部屋に住むのは勇気のいることだ。
霊感が強い人はやめたほうがいい。
私は、買いません
いや、買えません。
注)トップ画像と本文は関係ありません。