
強風の毎日が続いている。

せっかく晴れているのに洗濯物は外に干せない。
というのも、
近くの空き地や田畑の乾き切った土が、
強風に煽られて砂埃となって飛んでくるから…
車で街中に向かう際も、この時期は否応がなしに砂埃の混じった強風がフロントガラスに襲いかかる。
その砂嵐の中を、今日は街まで出かけた。
「ゴジラを見に行きたいんだけど」
「Mはどうするの?」
「連れて行けないから今回は留守番してもらおう」
「3時間ぐらいなら大丈夫かな」
…と、
珍しく夫と意見が合った。
私は、ゴジラ映画が好きだ。
見逃した事は一度もない。
それに、
あの《らんまん》コンビが出演する話題作を見逃すわけにはいかない。
Mに留守番を頼んで出かけた。
ネタばらしはNGだと思っているのでしないが、
夫も私も途中で何度か泣いた。
こういう時、つくづく自分たちは昭和の人間なんだなぁ…と思う。
とは言え、
若者にもわかりやすい明快でタイパを意識したストーリー構成でありながら、
終戦直後の時代考証を含め、
人間ドラマとしての部分もよく考えられている…
主人公の神木さん扮する敷島が、
ノリコの写真を操縦桿の横に差し込んだ時、
「スエちゃん!」と呼ぶのではないかと一瞬思ったが、
流石に、それはなかった。
(当たり前か…) ^^;
久しぶりのシネコンは相変わらず空いていたが、
伊福部昭のテーマ曲も大音響ならではの迫力だったし、大満足だった。
トップ画像は、
我が家にあるゴジラのフィギュア、
下の画像は、
私が数年前に造った雪像のゴジラ
↓

帰宅時、
M嬢は大騒ぎして迎えてくれたが、
怒ってキバをむいた顔はゴジラそっくりだ。