「どうしたんだ?頬がげっそりしてるぞ」
と、
夫が中華鍋で八宝菜のニンジンを焦がしながら私をみて言う…
「げっそりしてるのは顔だけじゃないよ、口内炎もできてるし…」
とトゲトゲしく答える私。
もともと消化器系疾患があることもあって
不摂生が続くと決まって口内炎ができる。
「そのうち、また帯状疱疹や目眩症も出てくるかもよ」
と夫を脅かす。
夕方、Halの散歩の前に夫と小さな諍いをした。
週末だけでも深夜や朝の散歩を代わってくれないかと頼んだら、
「イヤだ」と即答されてカチンときた。
なので、つい
「このままだと、私、早死にするかもよ」
と憎まれ口をきいてしまった。
考えてみると夕方から飲み始めて9時ごろにはすっかり出来上がっている飲兵衛の夫にHalの介護なんてできるわけないのだ…。
言わなきゃよかったと後悔した。
(−_−;)
Halは可愛い。
最近は信頼関係もできていて、私の言うことは、ほとんど理解できているようだ。
そのHalの昼夜逆転に付き合って、
自分の睡眠時間が取れないのは仕方ないし、
そもそも眠りが浅い体質だから、それほど苦ではない…
が、年のせいもあって疲労が溜まっているのは確実だ。
老老介護というのは、
こう言う感じなのかなぁ…
どうすれば疲労回復を早めることができるだろうか…?
昨日は一日中PCに向かって来週の仕事の資料を作っていた。
げっそりしていたのは、仕事が捗らず資料作りに手間取ったせいだ。
プレゼン資料を作るだけで時間と労力を使い果たすのは昔のビジネスパーソンの話しで今は流行らない。
資料作成は、ほどほどにして後は本番で自分のアタマにある言葉で伝えればいいことだ…
コレ、いつも言っている事じゃないか。
古い慣習に惑わされてはいけない。
思いきって最初に作り込んだ資料のページ数を半分以下に減らした。
そう割りきったら気分が楽になった。
きっと、気持ちの問題もあるのかなぁ。
気分転換に手作りしたカボチャグッズで
Halの写真で遊んでみた。
Halは人間で言えば70代だ。
このオジイサン犬をどう長生きさせるかが、
今は私の関心事だ。