声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

表と裏

2019-03-15 12:59:37 | 最近の話題
( どうして、この人はいつもこんなに笑っていられるんだろう…)

と、思うほど

元気で明るい人と知り合ったことがある。


今から10年以上も前、

私が街中に事務所を構えていた頃の話だ。



個人レッスンに来ていた彼女は当時60歳前後だったと思うが、

年に数回、石垣島に行ってきては、

お土産だと言って色とりどりの貝殻を持ってきてくれた。

彼女の生き甲斐は、

大好きな石垣島に行ってボーッとした時間を過ごす事だと話していた。


ある時、

私は思い切ってきいてみた。


「M子さんは、どうしていつもそんなにニコニコ楽しそうに笑っていられるんですか?」

と。


彼女は、相変わらずニコニコ笑いながら

様々な家族の問題を抱えて苦しんできた事を話してくれた。

それは、想像を絶するほどの苦しみだった…


「だから、今は笑って過ごそうと思うんです」

と…。

「でもね、たまに爆発しそうになるでしょ?
石垣島に行くと、すべて忘れていられるから…
それが私のストレス解消法で、今は生きがい!」

そう言ってM子さんは

いかにも屈託のない笑顔を向けた。



その時、思った。


彼女が笑顔でいられるのは、他人の目がある時だけなのでは?

と…。



自分の本来のキャラクターを隠して、

自分を演出するのは疲れるものだ。


一般人でさえ、疲れるんだから、

常に見られている芸能人などは、

もっと疲れるに違いない。


有名人の薬物事件が起こるたびに、そう思う。


今回の場合も、


メディアの取り上げ方をみていると

「意外だった、まさかアノ人が?」

と言う声が、圧倒的だけれど

本当に、そうだろうか…?



ハイテンションなノリに、

どこか不自然な違和感を持っていたのは私だけではないと思うけれど。

(~_~;)



今朝、ウグイスが庭に来たのに

一声も鳴かずに飛んで行ったのは寒さのせい?



クリスマスローズ、咲いています。













この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 米国の弁護士ドラマ | トップ | デスパレートな妻たち »
最新の画像もっと見る