わたしは選挙が終わったら ブログから手をひいて これからくる社会の変化に備え 語りという実践をとおして自分がこの国のためにできることをしようと考えておりました。 ところが予測はしていたのですが 不正選挙があまりにひどくて 選挙後1週間 すっかりキャンペーンにはまってしまいました。このままではこの国の民主主義が終わってしまうという危惧からです。おそらく「不正選挙だよ」というちいさな声はアメリカの不正選挙のように マスコミに圧殺されてしまうでしょう。ひとびとの心には届かないでしょう。国民の権利を取り戻すために戦おうとするひとは少ないでしょう。 再び奈落に転がり落ち どん底を這いずりまわらないと 日本人は覚醒できないのかもしれません。
けれど わたしたちおとなはそうなってしまう責任があるからいいとしても 子どもたちやこれから生まれてくる子どもたちはなにも知らないのです。かれらのうえにのしかかってくるこの国の未来 参議院選挙 憲法改悪 TPP 徴兵制 管理社会.....をかんがえると 声をあげずにはいられませんでした。ここでことばを呑んだら わたしは胸をはって子どもたちのまえに出られないと思いました。
...... そんなわけで ことばにできなかったことを今日はひとつふたつ書いてみたいと思います。
忘年会できがついたこと そのうちのひとつ 野菜カフェビーンズに知人をよびました。食事のあとそのひとたちはほんとうにおどろいていました。からだが芯からあったまるというのです。ほんとうに戸外は寒く カフェは暖房もないのにとてもあたたかく わたしたちはからだもこころもくつろいでみたされていました。なぜだろう...? とみんなでかんがえました。
有機野菜? 玄米五穀米? 料理をこしらえてくれるひとの心持ちが料理につたわっている? オーナー夫妻が自分たちの手でつくった木の家がわたしたちをやさしく守ってくれる? ものというのはつくったひとの思いがつたわるのではないだろうか?もしかしたら味だけではなく 栄養もかわってくるのではないだろうか?
おおむかし といってもそれほど昔ではありませんが..... 食事もおやつももちろんお弁当も自分の家でこしらえるものでした。田舎では味噌もしょうゆも野菜も自分たちの手でつくっていました....もっとまえは家ものひとたちにたのんで修繕していました。わたしのおばあちゃんは 機で絹を織り着物を縫ってくれましたし 母はミシンで下着からよそ行きまで縫ってくれたものです。 昭和...平成と時代を下るにつれ 日本人はしだいしだいに 手ずからの暮らしを手離し なんでも買い求め 代わりに女たちもそとで働くようになりました。
家に縛られていた女性のために よいこともたくさんありましたが 得るものがあれば失うものもありました。朝 コンビニに行くと青白い眠そうな顔をしたひとたちがならんでいます。彼らは朝の食事や昼食を買い求めにきたのです。もはや水筒をもちあるくひとも少なくなり コンビニ 自販機がいたるところに屹立しています。その食べ物や飲み物の中身といえば.... アメリカのとうもろこしからつくられた果糖ブドウ糖液糖や調整でんぷん や大量の添加物が含まれています。国内の明治 キューピー ほか多くの食品会社でもすでに大量の遺伝子組み換え作物がつかわれ 遺伝子組み換え米まで認可されています。TPPは最後の仕上げ 怒涛のように押し寄せてくるでしょう。食料戦略はアメリカの大いなる武器なのです。
つまりわたしたちは手間をかけるかわりにお金をつかい 結果グローバル経済に組み込まれ 生殺与奪のちからを外国 外部資本 メーカー 日本国政府に 時間と引き換えに渡してしまったのです。...
そのような食べ物はお金儲けのためにつくられるのですから 材料は少しでも安く 食品工学の粋を尽くし見かけをよくし パッケージは人目をひくようにつくられています。愛情は? 入っていますか?
日々のたべものはエネルギーになるだけでなく 体の細胞になる 1年で98%の細胞が入れ替わる.....ということは 食は人生の質を変える かもしれませんね。 売れ残りのコンビニ弁当を餌にしていた豚たちに異常出産 死産があいついだ・おにぎりに三ヶ月カビが生えなかったという記事を転載しましたが そのような食べ物を食べ続けたら いったいどうなることでしょう。
社会のシステム 官僚米国マスコミの洗脳による支配に気がついたひとは まず暮らしをかえる 食をみなおす 経済にくみこまれているクサビをひとつひとつはずしてゆくことからはじめてはと思います。電気 銀行 テレビ 新聞 コンビニ 医療 便利だからという理由でとびついたものをまっさらな目で見直し 不要なものをはずしてゆく。ひとことでいうと お金の費い方を変える。 それが自由につながり 実は彼らがいちばん困ることなのではないかと思うのです。