今日はおはなし会 特別支援学級でした。
1 もちっこ焼いた
2 手ぶくろ人形 おばけのはなし
3 たからの原 参加型のおはなし
...... たからの原 途中でついてこられないお子さんがいました。指しゃぶりをして途方にくれたようす この子は本がだいすきなんです。わたしはほんとうにもうしわけないことをしたように思いました。
本とか道具をつかって ものがたりに入るのと 耳で聴いて 自分のなかにものがたりのイメージをふくらましてゆくのは ちょっと違います。 子どもたちの段階はさまざまです。ときどき 聞いてくれる子どもを迷子にしてしまうときがある......まだまだ ちから不足だ。努力が足りない。それよりも今朝はメンタルの面が足りなかった。勢いといいますか そんなものが.......。 引けていました。情けないです。
定例会で ちくわのわーくん という絵本について 読み聞かせにふさわしいかメンバーから提議がありました。 ある指導者の方がこれは...ちょっと と 言ったそうです。子どもたちに なにか あたえるといいますか 贈る といいますかそういう本を選書してほしいとのことでした。ちくわのわーくんについてその場で答えは出ませんでした。
すべての小学校で選書が行われているわけではないようです。
① 先生と図書ボランティアのメンバーで選書
② 図書館の司書さんと図書ボランティアのメンバーで選書
③ 各自が 自分の好きな本の読み聞かせをする。
年配のボランティアさんが多いところでは 各自が自由にという雰囲気ですね。わたしどものところでは 少子化とともに現役おかあさんの参加が徐々に減り OG と半々くらいです。長年つづけてきて実績も自信もある OGと....OM かな? ....新人おかあさん このひきつぎがむつかしいですね。
選書で八割が決まる というそうですが....... いわゆるいい本 ....を 選ぶ せっかくのチャンスだから いいものをということもありましょうがメリットデメリットはありましょうね。
選書の場合 のメリット さまざまなジャンルの絵本を子どもたちに手渡せる いわゆる良書を網羅できる。読み手も様々な本にチャレンジでき 世界がひろがる。
デメリット 合議制でないと 特定のひとの傾向になるかもしれない 読み手は必ずしも 自分の好きな絵本を読めるわけではない。
自由に読む場合 のメリット 読み手は自分の好きな(ほれこんだ) 絵本を読むことができる。読み手によってさまざまな傾向の本を持ち寄ることができる。いわゆる推薦図書ではないが掘り出し物の可能性。
デメリット もしかしたら傾向が片寄ってくるかもしれない。玉石混交になるかも。(子どもたちにも良し悪しはわかるだろうから 一概にわるいともいえないのかな....)
.......このごろ 思うのです。ただ 絵本を (子どもたちが本を手に取るように) 持ってゆく ものをかんがえるひとに やさしいひとに なるように 読み聞かせをする それは尊いことなんだけれども これからの世界 より困難な世界に生きてゆく子どもたちに 夢と 元気と 希望と 勢いをあげたいなって。 つまりエンターティンメントの要素 たのしさをうんと手渡してあげたいなって とくに低学年はね そう思うのです。