名古屋を経由して和歌山に行きました。和歌山グランヴィルホテルに宿泊 なかなかいいホテルでしたが フロント脇のPC まったくつながりませんでした。
朝 1Fのモーニングサービスをいただいて（コーヒーが美味しかった） レンタカーを借りて日前神宮 国懸神宮 → 竈山神社 → 名草神社 → 伊太祈曽神社 に 参拝しました。
和歌山は風が冷たく とても寒かったです。 名古屋 京都間 雪のため 新幹線が少し遅れました。
関西と 東京とくらべてみると 震災直後の 東京の疲弊感 だいぶおさまってきたように思います。活気が出てきたようにも思います。そして 西日本の方たちからは危機感はほとんど感じられません。唯一 ダディ ベア という洋食屋さんでとなりで食事していた初老の方が 「息子が八王子に住んでいて 野菜を送ってくれと頼まれて送っている」といったことが 放射能への危機感でした。その息子さんは 癌を発症し抗がん剤治療を受けているそうです。癌が縮小したら 手術なのだそうです。
その方から 名草山をおしえてもらいました。「わたしは氏子だ」とも言いました。名草山は若草山のようになだらかな山です。紀三井寺があります。この方が氏子といったのは名草神社のことではないかと思うのですが 名草神社の宮司のおくさまにお会いしました。ナビに入れた住所が宮司さんの家だったのです。宮司さんは 名草姫の子孫だそうです。
先日 うかがった 玉崎神社の宮司さんも子孫でしたね。それから 奴奈河姫（大國主の妻 諏訪明神の母）がヤマトの追っ手から逃れて石川県に逃れ手速姫と名を変え 祀られたところが手速比神社ですが ここの宮司さんも子孫でした。前にもおはなししたように日本の神はほとんど 祖霊神 じっさいに生きていた方々なのです。（奴奈河姫のものがたり 一度語ったことがあります。）
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けれども おなじ神様でも 神社庁の処遇は相当 違うような気がします。 きのう参拝した五社のうち 竈山神社は神武天皇の兄 五瀬の命がナガスネヒコとの戦いで受けた傷がもとで亡くなったので竈山に葬ったことから祀られているのですが 元村社だったのに官幣神社です。どうも天津神...伊勢系 現天皇のご先祖 の神社のほうが処遇がいいのではないかと思われます。国津神 もっと古い神々の祀られている神社は匂いが違うといいますか「気」が違うといいますか もっと自然に近い感じがありますが お金がかかっていない感じ..... 力のあるお社はいいのだけど.....出雲とか.......そうでない神社はたいへんそうです。
今回の旅で 気になったのは日前神宮でした。ねむっておいでになるような といったら変ですが ..... なんだかひっかかる。ゆっくり考えてみたいと思います。
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