簡単に言ってしまうと、この上院510法案「食品安全近代化法」(Food Safety Modernization Act)は人々が食べ物を栽培し、売買し、輸送する権利に対し、政府が規制をしようと言うものなのです。
TPPや放射能汚染などの影響で、安全な食品を手に入れるために自家栽培を本格的に始めようとしている方が増えていると聞きますが、TPPが本格的に始まれば日本にもこの「食品安全近代化法」が波及すると見られており、個人が自家栽培をするのは違法行為となってしまうことでしょう。いずれは日本でもアメリカのように、「政府や大企業が決めた物しか食べてはいけない」というような国になってしまうということです。
既にアメリカという国家は多国籍企業郡によって、半ば乗っ取られてしまっています。「ユダヤの陰謀」とか「フリーメーソンの陰謀」というような話を聞いたことがあるかと思いますが、彼らの実態はモンサント社のような大企業であり、着実に世界支配のために世界の権力構造に食い込んでいるのです。彼らが世界中で自由に動くために作られた条約がTPPです。
だからこそ、TPPの原案をTPPを監督しているワイデン委員長すら読むことが出来ませんでした。
☆アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容とは
http://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48&feature=player_embedded
安倍首相がTPP交渉参加表明をしてしまいましたが、必ずやTPP締結だけは絶対に阻止しなければいけません。TPPは農業を守るというようなレベルの話ではなく、「世界の秩序や権力を大企業に預けるのか?」というような物凄くスケールが大きな話なのです。農業問題とか関税問題はその一端でしか無く、それを変更できたからといって、TPPの本質が変化することは決して有り得ません。
マスコミは「TPP賛成が多数」というようなインチキ世論調査を発表したりして、世論を誘導しようとしていますが、決して騙されないでください。日本のマスコミには欧米の大企業からお金が多数入っており、彼らの言いなり状態です。
彼らがどんな報道をしようとも私たちはしっかりと、自分の意見を掲げて戦わなければいけないと思います。
以上