▲▽市には驚いた。知り合いの日系人が差押えを受けたのだが そのやり方がきわどい。滞納はたしかによくない。だが そのひとは借金したり かき集めたりした数十万を持って 収納課に行った。ところが わからないまま 窓口で納めろと言われ すべてを国保に入れさせられた。その後 毎月10万ずつ払うよう 約束させられ そのうえ 市民税の方で賃金の差押え。騙し討ちみたいなやり方ではないか。そのひとは 日本語がよくわからない。元金だけ 先に 払う選択もあり そのほうが 本人の為(利息に利息はつかない これは田中真紀子さんに教わった)なのだが 利息分も一緒に払ったという。ついていってあげればよかった。
どうやって せいかつしろ どうやって暮らせというのだろう。カスミを食ってはらを膨らませろというのか。まさにツノをためて牛を殺すだ。このままでは 自己破産しかない。昔から 税は 生かさず殺さず というが 今の行政は そんな面倒はせず即 殺してしまうらしい。
労務士をしている友人に聞くところによれば これから 年金滞納者への追求が厳しくなるそうだ。もらえるかどうかわからないから 払わないでは済まないようだ。
市民税の収納方法は 各市に任されているらしい。だれだって好きで払わないわけじゃない。それなりの理由はあるわけだし この時節では いつだれがそんな境遇になるかわからない。収納の加減 つまり取り立ての過酷さが市町村しだいだとしたら 住むにあたっては 環境 住民税の多寡 病院 学校 だけではなく そのあたりも考慮にいれたほうがいいな … と思った。
税収が少ないのは 国の責任でもある。日本人は総じてビンボウになった。若年層がことにたいへんである。奨学金ローンで親子自己破産の話も聞くが これからも滞納は増え 差押えは増え 自己破産も増えるだろう。
富み栄えるは政治家 役人 政治家と手を結んだ大企業 その実態は 半分外資。国は国民の膏血を搾り 外資に捧げ 国民の血と汗と老後の恃みの年金で 株価をつりあげる。国というべきか アベ一族というべきか。
オリンピックどころではないのだ。ジャンプ やフィギュアの金メッキメダルで 騒いでるうち 国民のクビはグイグイ締め上げられてゆく。