ひろの映画見たまま

映画にワクワク

愛を読む人

2009-07-03 17:33:16 | 映画
前半は、15歳の青年と21歳年上の市電の車掌の

肉体を通じての激しい愛の連続。

ベッドで青年は、恋の相手に本を読み聞かせる。

愛と本の朗読。

それは、二人の愛の深さを確かめ合うものだ。

15歳の青年は、性の魅力に取りつかれ、彼女失くしては生きられなくなる。

そんなある日、女性は突然いなくなる。

10年後の再会は法廷だった。

青年は、大学で法律を学び、実地研修で法廷に来ていた。

女性は、ナチの収容所の看守をしていて、囚人を死なせた罪に問われ

終身刑を受ける。

自分の置かれた立場で、やむをえぬ行動で刑を言い渡される不条理。

男性は、助けることができない。

そして、本を読み聞かせるためにテープを送る。

女性は、文盲だったのだ。

そして女性の出所する日が、男性は結婚もし、弁護士として活躍中だ。

彼女のために何がしてあげられるのか?

愛と罪のはざまで、翻弄される二人の男女。

渾身の演技で、ケイト・ウィンスレットが女を演じる。

また若き恋人のデビッド・クロスは適役だ。

悲しいのか、せつないのか、大人の映画だ。

コメント
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