ひろの映画見たまま

映画にワクワク

蟹工船

2010-04-28 18:25:20 | 日本映画
小林多喜二の原作だ。

この本が最近よく売れているらしい。

現在の閉塞感が同感されるのか。

いわゆる左翼映画そのままだ。

しいたげられた労働者が、皆で団結して立ち上がる。

労働者を搾取する男たちは、

上からの命令と、自らの出世欲のためにこき使う。

若き力あふれる若者たちが、カニの缶詰作りに精を出す。

監督が、SABUだけに、機械の歯車が

生産のシンボルとして、大きく浮かび上がり映像美を作っている。

でも全体の作りはプロパガンダで、

ラストにやっと団結による立ち上がりが図られるが

それまでの閉塞感は映画を暗くしている。
コメント (1)
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