一日一言
獅子の分け前
強い獅子が弱い動物を働かせて獲物を
独り占めにするという意味から、強い者
が弱い者と組んで得た利益を独占して、
弱い者にはほとんど分け前を与えないこ
とのたとえに用いる。
★やくざの世界は、弱肉強食で、得た金も
獅子の分け前の如く上層部が得る。
歳時記
防災の日
1923年(大正12年)の関東大震災を教訓に、
災害に備え、防災意識を高めようと、1960年
(昭和35年)に制定。毎年、各地で防災訓練が
行われる。
7月から咲いている花「朝顔」
開花時期は、 7/ 1 ~ 10/10頃。
・中国原産。
平安時代に日本に渡来した。
・日没してから約10時間後に
開花する(朝4時頃)。
朝のうちが、花に勢いがある。
・夏から秋まで長い間咲き続ける。
・さまざまな色で楽しませてくれる。
・夏は全国各地で
「朝顔市」が開かれるが、
東京では、台東区入谷(いりや)
(上野の近く)の
鬼子母神
(きしもじん、きしぼじん)の
「朝顔市」が有名。
毎年、「七夕」の前後の
7月6、7、8日に開催。
その時期にはふつうの朝顔は
まだ咲いていないことが多いが、
開花調整して
早めに咲かせたものを
朝顔市に並べているそうだ。
(参考→) ほおずき市
・園芸店などで売られている
鉢植えは、
「行灯(あんどん)づくり」
がほとんど。
(竹やプラスチック製の
輪がついた支柱に
つるをからませて
花を咲かせる方法)
・「朝顔 = 朝の美女」
の意味らしい。
・古代の中国では
朝顔は高価な薬で、
牛と取引されたほどの
ものだったので
漢名の「牽牛(けんぎゅう)」
はそれにちなむ。
(牽牛子(けんごし)
と呼ばれていた)
今でも漢方では
種子を下剤や利尿剤に使う。
・「西洋朝顔」の花は
ふつうの朝顔によく似ている。
葉っぱには毛がなく
葉の形も異なる。
「ヘブンリーブルー」
などの品種が有名。
・8月4日の誕生花(朝顔)
・花言葉は
「愛情、平静」(朝顔)
・「朝顔や
客が好みの 立ち話」
水原秋桜子
「朝顔に
釣瓶(つるべ)とられて
もらひ水」
(または「朝顔や ~」)
加賀千代(かがのちよ)
「暁(あかつき)の
紺朝顔や 星一つ」
高浜虚子
(季節の花300より)