季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「槐(えんじゅ)」

2013-09-05 05:11:04 | インポート

一日一言

四十八手の裏表

相撲の取り口には四十八種の技があり 、

更にそれぞれ裏と表の変化があると言う

意味から、手段に様々の変化があること

のたとえに用いる。また、性行為などでの

色々な秘術を嘲り気味にたとえて言うこと

もある。

★吉原の花魁には四十八手の裏表に

長じていると遊び客は言う。


7月に咲いていた花「槐(えんじゅ)」

開花時期は、 7/10 ~ 8/末頃。
・中国原産。
 仏教伝来の頃に渡来。
・中国名を「槐(ファイ)」といい、
 和名にも
 この漢字があてられている。

・排気ガスに強く、伸びすぎないので
 街路樹としてよく植えられる。

・花が散ったあとは
 木の下が真っ白(または真っ黄色)
 になる。
 それで「何だろう?」と見上げると
 エンジュだったということがある。
・花が終わると
 数珠状の豆の実をつける。


・中国では昔から尊貴の木として
 尊重されており、
 周の時代(2000年くらい前)の
 宮廷の庭には
 3本のエンジュが植えられていて、
 朝廷の最高位にある三公は
 それに向かって座ったという。
 また、学問と権威のシンボルとされ
 最高の官位は
 「槐位(かいい)」と称された。

・別名
 「槐樹」(かいじゅ)
 「黄藤」(きふじ)
(季節の花300より)

 


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