名言名句(126)
「尊敬というものは、なんらかの選択に基づくものであえる」
『モリエール』
無差別の尊敬というものは、本当の尊敬の情がこめられていない、
ということ。心の底からの尊敬の念は、様々な対象への敬意の中
でも、特に選び抜かれたものでないと、尊敬の価値はない、という
ことを言っています。のべつ幕なしの相手を褒めたたえる人物が
います。褒めたたえられて、有頂天になる人もいます。
褒める方も褒めるほうですが、褒められる方も褒められるほうで、
両者ともに敬意に対する節度が見られません。真の敬意、尊敬と
いうものは、やたらに相手を敬い、それを抵抗もなく受けること
ではなく、両者の敬意、尊敬に対する選択が必要なのです。
尊敬は、安っぽく扱われるものではない、対人間における感情の
中でも、極めて重いものであるということをも認識したいものです。
歳時記
小正月
1月15日。元日を大正月というのに対して呼んだ名。
松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」
とも呼ばれています。
関西では、小正月までを松の内とします。
年神様や先祖を迎える行事を行う大正月に対して、
小正月は家庭的な行事を行う正月で、盆と同様に大切な
節目でした。
大正月には門松を飾りますが、小正月には餅花(もちばな)
をなどを飾ります。これは、豊作の予祝の大切の行事でした。
そのため「花正月」ともいいます。
この日の朝には、鏡開きのお餅を入れた小豆粥をいただきます。
昔中国では、小豆粥を炊いて家族の健康を祈るならわしがあり、
日本でも無病息災と五穀豊穣を願い粥をいただく風習が残って
います。
また、この日はどんど焼きといって、神社で正月飾りや古い
お札などを燃やします。
※秋田の「なまはげ」。大晦日の風物詩でもありますが、
江戸時代までは小正月に行われていたそうです。
=============================
1月に咲いている花「ストック」
花の特徴 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等に
つく)を出し、赤、白、ピンク、紫色などの花をつける。
八重咲きと一重咲き(4弁花)とがあり、日本では八重咲きが
まれている。
花には強い香りがある。
葉の特徴 葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
実の特徴 花の後にできる実は角果(雌しべの中にある
仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)だが、八重咲きのもの
には生殖能力はない。
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べること
もできる。
この花について 和名は紫羅欄花(アラセイトウ)という。
妙な名前だが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布
(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていること
から転訛したという。
種をまく時期によって開花期は異なるが、一般には春の花と
れている。
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べること
もできる。
属名の Matthiola はイタリアの植物学者「マッティオリさん
(P. A. Mattioli)」の名にちなむ。
種小名の incana は「灰白色の柔らかい毛で覆われた」という
である。
(みんなの花図鑑より))
「尊敬というものは、なんらかの選択に基づくものであえる」
『モリエール』
無差別の尊敬というものは、本当の尊敬の情がこめられていない、
ということ。心の底からの尊敬の念は、様々な対象への敬意の中
でも、特に選び抜かれたものでないと、尊敬の価値はない、という
ことを言っています。のべつ幕なしの相手を褒めたたえる人物が
います。褒めたたえられて、有頂天になる人もいます。
褒める方も褒めるほうですが、褒められる方も褒められるほうで、
両者ともに敬意に対する節度が見られません。真の敬意、尊敬と
いうものは、やたらに相手を敬い、それを抵抗もなく受けること
ではなく、両者の敬意、尊敬に対する選択が必要なのです。
尊敬は、安っぽく扱われるものではない、対人間における感情の
中でも、極めて重いものであるということをも認識したいものです。
歳時記
小正月
1月15日。元日を大正月というのに対して呼んだ名。
松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で「女正月」
とも呼ばれています。
関西では、小正月までを松の内とします。
年神様や先祖を迎える行事を行う大正月に対して、
小正月は家庭的な行事を行う正月で、盆と同様に大切な
節目でした。
大正月には門松を飾りますが、小正月には餅花(もちばな)
をなどを飾ります。これは、豊作の予祝の大切の行事でした。
そのため「花正月」ともいいます。
この日の朝には、鏡開きのお餅を入れた小豆粥をいただきます。
昔中国では、小豆粥を炊いて家族の健康を祈るならわしがあり、
日本でも無病息災と五穀豊穣を願い粥をいただく風習が残って
います。
また、この日はどんど焼きといって、神社で正月飾りや古い
お札などを燃やします。
※秋田の「なまはげ」。大晦日の風物詩でもありますが、
江戸時代までは小正月に行われていたそうです。
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1月に咲いている花「ストック」
花の特徴 茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等に
つく)を出し、赤、白、ピンク、紫色などの花をつける。
八重咲きと一重咲き(4弁花)とがあり、日本では八重咲きが
まれている。
花には強い香りがある。
葉の特徴 葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
実の特徴 花の後にできる実は角果(雌しべの中にある
仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)だが、八重咲きのもの
には生殖能力はない。
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べること
もできる。
この花について 和名は紫羅欄花(アラセイトウ)という。
妙な名前だが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布
(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていること
から転訛したという。
種をまく時期によって開花期は異なるが、一般には春の花と
れている。
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べること
もできる。
属名の Matthiola はイタリアの植物学者「マッティオリさん
(P. A. Mattioli)」の名にちなむ。
種小名の incana は「灰白色の柔らかい毛で覆われた」という
である。
(みんなの花図鑑より))