名言名句(117)
「それにしても寒さが我慢できないからって、何だって雪を
描かなきゃならないんだろう。あんな自然の瘡蓋(かさぶた豊饒
みたいなものを」『ルノワール』
人それぞれ、好きな季節があり、好きな色彩がありますが、
雪をかさぶたという表現で嫌った珍しい言葉です。
アンリ・ペリュショの『ルノワールの生涯』にあるフランス
の画家ピエールリオーギュスト・ルノワール(1811-1919)
の言葉ですが、印象派の一人としてのルノワールは、風景
よりも人体とか肖像を華麗なタッチで描いた画家でした。
彼は、冬が嫌いでした。雪がないとどうにもならないスキー
のファンには好感を持たれないようですが、ルノワールの好
きな季節は夏だけでした。華麗な色彩が持味の彼にとって、
健康で熱っぽい生命の豊饒を伝えてくれる真夏の暑さが何
よりでした。真夏の季節の色彩と光の輝き、これが彼の絵
における想像源でした。
歳時記
小寒
昨日の1月5日が小寒でした。および大寒までの期間。
太陽黄経285度、冬至 から数えて15日目頃、冬至 と大寒
の中間。寒さが加わる頃という意味で、いわゆる
「寒の入り」のこと。
小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、寒風と
降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。これから冬本番を
ます。
寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季です。
※立春が「寒の明け」になります。
この日から、寒中見舞いを出し始めます。
==============================
1月に咲いている花「シネラリア」
花の特徴 花の色は紫色、白、ピンク、赤などのものがある。
蛇の目柄の複色のものもある。
大輪、小輪があり、花径は2センチから7センチくらいである。
葉の特徴 根際から生える葉は心臓形に近い卵形で、
に似ている。
実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子の
ように見えるもの)である。
この花について ―
その他 園芸的には一年草として扱う。
別名をサイネリアという。
富貴菊(フウキギク)の別名もある。
俳句の季語は春である。
属名の Pericallis はギリシャ語の「peri(まわりの)
+kallos(美しい)」からきている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である
(みんなの花図鑑より))
「それにしても寒さが我慢できないからって、何だって雪を
描かなきゃならないんだろう。あんな自然の瘡蓋(かさぶた豊饒
みたいなものを」『ルノワール』
人それぞれ、好きな季節があり、好きな色彩がありますが、
雪をかさぶたという表現で嫌った珍しい言葉です。
アンリ・ペリュショの『ルノワールの生涯』にあるフランス
の画家ピエールリオーギュスト・ルノワール(1811-1919)
の言葉ですが、印象派の一人としてのルノワールは、風景
よりも人体とか肖像を華麗なタッチで描いた画家でした。
彼は、冬が嫌いでした。雪がないとどうにもならないスキー
のファンには好感を持たれないようですが、ルノワールの好
きな季節は夏だけでした。華麗な色彩が持味の彼にとって、
健康で熱っぽい生命の豊饒を伝えてくれる真夏の暑さが何
よりでした。真夏の季節の色彩と光の輝き、これが彼の絵
における想像源でした。
歳時記
小寒
昨日の1月5日が小寒でした。および大寒までの期間。
太陽黄経285度、冬至 から数えて15日目頃、冬至 と大寒
の中間。寒さが加わる頃という意味で、いわゆる
「寒の入り」のこと。
小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、寒風と
降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。これから冬本番を
ます。
寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季です。
※立春が「寒の明け」になります。
この日から、寒中見舞いを出し始めます。
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1月に咲いている花「シネラリア」
花の特徴 花の色は紫色、白、ピンク、赤などのものがある。
蛇の目柄の複色のものもある。
大輪、小輪があり、花径は2センチから7センチくらいである。
葉の特徴 根際から生える葉は心臓形に近い卵形で、
に似ている。
実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子の
ように見えるもの)である。
この花について ―
その他 園芸的には一年草として扱う。
別名をサイネリアという。
富貴菊(フウキギク)の別名もある。
俳句の季語は春である。
属名の Pericallis はギリシャ語の「peri(まわりの)
+kallos(美しい)」からきている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である
(みんなの花図鑑より))