季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「シネラリア」

2018-01-06 04:46:53 | 暮らし
名言名句(117)


「それにしても寒さが我慢できないからって、何だって雪を

描かなきゃならないんだろう。あんな自然の瘡蓋(かさぶた豊饒

みたいなものを」『ルノワール』


人それぞれ、好きな季節があり、好きな色彩がありますが、

雪をかさぶたという表現で嫌った珍しい言葉です。

アンリ・ペリュショの『ルノワールの生涯』にあるフランス

の画家ピエールリオーギュスト・ルノワール(1811-1919)

の言葉ですが、印象派の一人としてのルノワールは、風景

よりも人体とか肖像を華麗なタッチで描いた画家でした。

彼は、冬が嫌いでした。雪がないとどうにもならないスキー

のファンには好感を持たれないようですが、ルノワールの好

きな季節は夏だけでした。華麗な色彩が持味の彼にとって、

健康で熱っぽい生命の豊饒を伝えてくれる真夏の暑さが何

よりでした。真夏の季節の色彩と光の輝き、これが彼の絵

における想像源でした。

歳時記

小寒

昨日の1月5日が小寒でした。および大寒までの期間。

太陽黄経285度、冬至 から数えて15日目頃、冬至 と大寒

の中間。寒さが加わる頃という意味で、いわゆる

「寒の入り」のこと。

小寒から節分までの30日間を「寒の内」といい、寒風と

降雪の時節で、寒さが厳しくなる頃。これから冬本番を

ます。

寒稽古や寒中水泳が行われるのは、この「寒」の時季です。

※立春が「寒の明け」になります。

この日から、寒中見舞いを出し始めます。

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1月に咲いている花「シネラリア」

花の特徴 花の色は紫色、白、ピンク、赤などのものがある。

蛇の目柄の複色のものもある。

大輪、小輪があり、花径は2センチから7センチくらいである。

葉の特徴 根際から生える葉は心臓形に近い卵形で、

に似ている。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子の

ように見えるもの)である。

この花について ―

その他 園芸的には一年草として扱う。

別名をサイネリアという。

富貴菊(フウキギク)の別名もある。

俳句の季語は春である。

属名の Pericallis はギリシャ語の「peri(まわりの)

+kallos(美しい)」からきている。

種小名の hybrida は「交配種の」という意味である

(みんなの花図鑑より))



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