季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「藪椿(やぶつばき)」

2018-01-30 04:28:55 | 暮らし
名言名句(136)

「良薬は口に苦し」『孔子家語』

孔子の言葉をまとめた「孔子家語」にある言葉。

病気に効きめのある薬ほど飲みにくい、の意味

です。この言葉の後に、「病に利あり、忠言は

耳に逆らえども行に利あり」と続きます。

忠告は聞きづらいものだが、あとでためになる、

ということです。体がこばんだり、感情が受け

付けないものほど、自分にとってプラスになり

ます。とはいうものの、苦い薬や忠告は、誰だ

って歓迎したくはありません。薬は苦いもので、

忠告は反発したいものだから、と言ってもいい

でしょう。体の弱っている時は他人との比較は

出来ないし、素直に忠告を受け入れるほど、

自分自身の間違いを他人は認めようとしない

ものです。

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1月に咲いている花「藪椿(やぶつばき)」

花の特徴 花の色は基本的には赤で、

花径5~8センチくらいの筒状の5弁花を咲かせる。

雄しべはたくさんある。

離弁花だが花弁のつけ根と雄しべが合着している

ので、花びら1枚ずつは散らないで1花ごと落花する。

葉の特徴 葉は長い楕円形で、向かい合って

生える(対生)。

葉の先は尖り、縁には疎らなぎざぎざ(鋸歯)がある。

葉の表面は濃い緑色で艶がある。

葉脈は比較的不鮮明である。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟する

と下部が裂け、種子が散布される果実)である。

種子からは椿油を採取する。

この花について 一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸

品種の基本種となっている。

花の咲き方などに変異が多い。

万葉集のころから知られるが、近世に入り茶花として愛好

されて多くの園芸品種が生まれた。

材は工芸品、細工物などに使われる。

俳句の季語は春である。

(みんなの花図鑑より)


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