名言名句(392)
「七転び八起き」『霊験宮戸川』
ある夜、ひどく酔って帰って来て、サイドボードの上のダルマを
右手に持つと、思いっきり壁に叩きつけました。壁は剥げたが、
ダルマは、きちんと起き上がっています。「ダルマに負けちゃ、
だめよ」亭主を慰める細君の目に、うっすらと涙がにじんでいま
した。と、このような情景が、たぶん、あちこちで繰り返されて
います。この世の中は、我慢のダルマがうようよしているのです。
みんなこのダルマを胸の中に持っています。「俺も、ダルマ。
お前と仲間だよな」とつぶやいている声も、時々聞こえてきます。
=======================
10月から咲く花「藤袴 (ふじばかま)
・開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。
・小さいピンク色の花が
たくさん咲く。
・花の色が藤(ふじ)色で、
花弁の形が袴(はかま)のようで
あることから、この名前に。
・全体に桜餅のような香りがする。
・平安時代の女性は、
これを干した茎や
葉っぱを水につけて髪を洗った。
また、防虫剤、芳香剤、
お茶などにも利用した。
・葉が3深裂するのが特徴。
ほとんど
別の葉っぱのように見えて、
元は一つの葉っぱ。
・秋の七草のひとつ。
・「藤袴
きて脱ぎかけし 主や誰
問へどこたへず
野辺(のべ)の秋風」
金槐和歌集 源実朝
(季節の花300より)
「七転び八起き」『霊験宮戸川』
ある夜、ひどく酔って帰って来て、サイドボードの上のダルマを
右手に持つと、思いっきり壁に叩きつけました。壁は剥げたが、
ダルマは、きちんと起き上がっています。「ダルマに負けちゃ、
だめよ」亭主を慰める細君の目に、うっすらと涙がにじんでいま
した。と、このような情景が、たぶん、あちこちで繰り返されて
います。この世の中は、我慢のダルマがうようよしているのです。
みんなこのダルマを胸の中に持っています。「俺も、ダルマ。
お前と仲間だよな」とつぶやいている声も、時々聞こえてきます。
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10月から咲く花「藤袴 (ふじばかま)
・開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。
・小さいピンク色の花が
たくさん咲く。
・花の色が藤(ふじ)色で、
花弁の形が袴(はかま)のようで
あることから、この名前に。
・全体に桜餅のような香りがする。
・平安時代の女性は、
これを干した茎や
葉っぱを水につけて髪を洗った。
また、防虫剤、芳香剤、
お茶などにも利用した。
・葉が3深裂するのが特徴。
ほとんど
別の葉っぱのように見えて、
元は一つの葉っぱ。
・秋の七草のひとつ。
・「藤袴
きて脱ぎかけし 主や誰
問へどこたへず
野辺(のべ)の秋風」
金槐和歌集 源実朝
(季節の花300より)