名言名句(412)
「老馬の智」『韓非子・説林上篇』
老馬には、年とった馬の意と、そいれから転じた役に立たない老人を
たとえた意味とがありますが、老人は、本当に役に立たないもので
しょうか。老馬の智というと、老婆の存在があげっれますが、生活上
の様々な経験を知っている老婆の存在は、一般社会でも捨てがたい
教訓を投げ掛けてくれることがしばしばです。外見のみで役に立た
ないと即断しては、人間を見る目を疑われることになります。人は
それぞれに、得手は必ずあるものです。いいところのない人間は
いない、ということです。役立たぬと思われていても、多年の経験
がときに光ることもあることをもう一度、振り返って見たいもの
です。きっと、長所を見付けることが出来るでしょう。
======================
10月に咲いている花「蒲(がま)」
池や沼などの浅い水中に
群生して生える。
・葉は線形で厚い。
・夏から秋にかけて、
茶色の花穂が目立つ。
”ソーセージ”
”ちくわ”
”ケチャップをつけてない
フランクフルト”
のようでもある♪
冬になるとこの花穂の中から
綿毛がブワーッと出てきて
飛散する。
1本の花穂から出る綿毛には
約10万個のタネがあるらしい。
・昔はこれで
”むしろ”などを作るので
「くみ」(組)と呼ばれ、
次第に「かま」になり
「がま」になった。
カエルとは関係ないようです。
・朝鮮語の「カム(材料)」
にも由来する。
・品種としては、穂先の形などで
「蒲」「小蒲」「姫蒲」に
分かれるが、
みんな似てるので、ここでは
「蒲」ページとして
まとめて掲載します。
「蒲(がま)」
→ 穂の部分は7~10cm。
先端の花と穂とは
ひっついている。
「小蒲(こがま)」
→ 穂の部分は約5cm。短い。
先端の花と穂とは
ひっついている。
「姫蒲(ひめがま)」
→ 穂の部分は7~10cm。
先端の花と穂の間に
すきまがある。
・「蒲団(ふとん)」の
「蒲」の字は、
昔、ガマの綿毛を
寝具に入れたことから。
「蒲鉾(かまぼこ)」は、
最初のころは
竹輪のような形をしており、
ガマの花穂に
似ていたことから。
「蒲焼(かばやき)」は、
うなぎを筒状に
切って焼いていた形が
ガマの花穂に
似ていたことから。
・薬効 切り傷、やけど、利尿
・薬用部位 花粉
・生薬名 「蒲黄(ほおう)」
「古事記」によると、
けがをした
”因幡(いなば)の白うさぎ”は、
大国主命(おおくにぬしのみこと)の
指示でガマの穂にくるまり、
その花粉で止血して
傷を治したらしい。
・別名 「御簾草(みすくさ)」

「老馬の智」『韓非子・説林上篇』
老馬には、年とった馬の意と、そいれから転じた役に立たない老人を
たとえた意味とがありますが、老人は、本当に役に立たないもので
しょうか。老馬の智というと、老婆の存在があげっれますが、生活上
の様々な経験を知っている老婆の存在は、一般社会でも捨てがたい
教訓を投げ掛けてくれることがしばしばです。外見のみで役に立た
ないと即断しては、人間を見る目を疑われることになります。人は
それぞれに、得手は必ずあるものです。いいところのない人間は
いない、ということです。役立たぬと思われていても、多年の経験
がときに光ることもあることをもう一度、振り返って見たいもの
です。きっと、長所を見付けることが出来るでしょう。
======================
10月に咲いている花「蒲(がま)」
池や沼などの浅い水中に
群生して生える。
・葉は線形で厚い。
・夏から秋にかけて、
茶色の花穂が目立つ。
”ソーセージ”
”ちくわ”
”ケチャップをつけてない
フランクフルト”
のようでもある♪
冬になるとこの花穂の中から
綿毛がブワーッと出てきて
飛散する。
1本の花穂から出る綿毛には
約10万個のタネがあるらしい。
・昔はこれで
”むしろ”などを作るので
「くみ」(組)と呼ばれ、
次第に「かま」になり
「がま」になった。
カエルとは関係ないようです。
・朝鮮語の「カム(材料)」
にも由来する。
・品種としては、穂先の形などで
「蒲」「小蒲」「姫蒲」に
分かれるが、
みんな似てるので、ここでは
「蒲」ページとして
まとめて掲載します。
「蒲(がま)」
→ 穂の部分は7~10cm。
先端の花と穂とは
ひっついている。
「小蒲(こがま)」
→ 穂の部分は約5cm。短い。
先端の花と穂とは
ひっついている。
「姫蒲(ひめがま)」
→ 穂の部分は7~10cm。
先端の花と穂の間に
すきまがある。
・「蒲団(ふとん)」の
「蒲」の字は、
昔、ガマの綿毛を
寝具に入れたことから。
「蒲鉾(かまぼこ)」は、
最初のころは
竹輪のような形をしており、
ガマの花穂に
似ていたことから。
「蒲焼(かばやき)」は、
うなぎを筒状に
切って焼いていた形が
ガマの花穂に
似ていたことから。
・薬効 切り傷、やけど、利尿
・薬用部位 花粉
・生薬名 「蒲黄(ほおう)」
「古事記」によると、
けがをした
”因幡(いなば)の白うさぎ”は、
大国主命(おおくにぬしのみこと)の
指示でガマの穂にくるまり、
その花粉で止血して
傷を治したらしい。
・別名 「御簾草(みすくさ)」
