季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「茶」

2018-10-03 04:48:18 | 暮らし
名言名句(393)

「最も強いものの言い分が、常にもっとも正しい」『ラ・フォンテーヌ』

谷川で水を飲んでいる子羊を、狼が難癖をつけて脅します。二十歩川下で

飲むからという子羊の申し入れをきき入れず、おしまいには森の奥に連れ

込んで食べてしまいます。理論立った合理的な話の通用しない暴力のみの

世界の暗さを批判した話ですが、これは、ラ・フォンテーヌが世相を批判

しただけでなく、我々の身近でも、いくつも目にすることの出来る話でも

あります。こういうことのないように、という願いは、現代でも十分に通

用します。

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10月から咲く花「茶

開花時期は、10/ 5 ~ 11/20頃。
・白い花をやや下向きに咲かせる。
・ツバキ や サザンカ の仲間。
・「ちゃ」は、中国語の「茶」を
 音読みしたもの。

・葉は、いわゆるあの
 ”お茶っ葉”になる。
 
【お茶について】
   (◆-いろんなお茶の名前)

1.◆緑茶
   (お茶の葉を
    発酵させないで作ったお茶)
  緑茶にもいろいろ種類がある。

(1)4月下旬から
  5月上旬頃に摘む、
  その年の最初の新芽を
  使用したお茶。
  5月2日頃の
  ”八十八夜の茶つみ”
  で知られる。

  八十八夜 = 立春(初日参入)
         から88日目

  これらは、
  ◆「煎茶(せんちゃ)」や
  ◆「一番茶」と呼ぶ。

  「煎茶」と同じ品種で
  やや高級なものに
  「玉露」と「抹茶」がある。

  ◆「玉露(ぎょくろ)」
    栽培に手間がかかる、
    やや高級品。

  ◆「抹茶(まっちゃ)」
    抹茶アイスクリームなど。


(2)夏以降の新芽でつくる、
  二番茶、三番茶。

  ◆「番茶(ばんちゃ)」と呼ぶ。
    葉が大きい。
    これと同じ品種に
   「玄米茶」と
   「ほうじ茶」がある。

  ◆「玄米茶(げんまいちゃ)」
    番茶に、炒(い)ったお米を
    混ぜたもの。

  ◆「焙じ茶(ほうじちゃ)」
    番茶を
    強火で炒(い)ったもの。
    「焙(ほう)じる」とは、
    強火であぶって
    湿気をとること。


2.◆ウーロン茶(お茶の葉を
     半発酵させて作ったお茶)
    暑いときは
    冷えたウーロンがうまい♪


3.◆紅茶(お茶の葉を
      発酵させて作ったお茶)
    ミルクティー、
    レモンティー、
    ハーブティー・・・♪


 ちなみに「麦茶」は
 大麦などを
 焙(ほう)じたもの。



・「朝茶のむ
  僧しづかさよ 菊の霜」
   松尾芭蕉

 「行(ゆく)としの
  めざまし草や
  茶筌賣(ちゃせんうり)」
   与謝蕪村 

 「朝々や
  茶がむ(う)まく成る
  霧おり」
   小林一茶

(季節の花300より)



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