季節の花と言葉の花束

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季節の花「十月桜(じゅうがつざくら)」

2018-10-11 04:28:54 | 暮らし
名言名句(401)

「わがいのち菊にむかひてしづかなる」『水原 秋桜子』

この句には、秋桜子の念願とする抒情の主体性が如実にあらわれています。

「落葉踏む今日の明るさ明日もあれ」の句にも、それがあります。落葉を

踏むと、何となく寂しさが募るものですが、今日は明るい一日であったと

思うと、足も弾みます。そしてこの今日明るさが、明日もあって欲しいと

願うのです。菊の句と共に、この落葉の句も、私たちをそっと勇気づけて

くれる名句といえるでしょう。しみじみと、わが命を確かめる時、今日か

ら明日に続く明るい夢を持つことが出来るのです。

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1月から咲く花「十月桜(じゅうがつざくら)」

開花時期は、10/20 ~ 翌 1/10頃。
 (二度咲き→ 3/20 ~ 4/10頃)。
・花弁は白、または、うすピンク色。

・全体のつぼみの3分の1が
 10月頃から咲き
 (開花ピークは11月)、
 残りの3分の2は春に咲く。
 1年に2回楽しめる。
 春の花のほうが少し大きいらしい。
 秋や冬に、
 「季節はずれに桜が咲いてるな」
 というときは
 この十月桜であることが多い。


・同様に、
 秋から冬にかけて咲く桜に
 「冬桜」がある。
  (上記「写真集 2」に掲載)
 「十月桜」と「冬桜」は似ていて、
 「十月桜」の花びらはやや細めで、
   八重のものもあり、
 「冬桜」の花びらは太めで、5枚。
 (両方並んでたら区別は難しそう・・)。
 群馬県藤岡市鬼石(おにし)に
 冬桜の名所がある。

 十月桜も含めて、
 秋から冬にかけて咲く桜のことを
 総称して「冬桜」と
 呼ぶこともあるようだ。


(季節の花300より)


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