名言名句(640)
「歳月は人を待たず」『陶 淵明』
中年から老年にかかると、この詩句が浮かんできますが、浮かんで
来たら、いくども口ずさんでみることです。自戒と同時に、わずか
の時間でも大切にしなければならない気持ちが湧いてきます。
時は人を待ってくれないから、時間を惜しんで学問に励め、という
ことで啓蒙の言葉として受け止められていますが、この陶淵明の
「雑詩」という題の詩の一行は、もともとのテーマは、近所の人と
酒を酌み交わして歓楽の時間をもとう、ということで、我々が教訓
の意味で読んでいるのとはニュアンスが違います。
===========================
6月から咲く花「栗」
開花時期は、 6/ 1 ~ 6/20頃。
・芳香がある。
・実(み)は、
あの”針山”の栗になる。
触ると痛い。
・落ちた実が
石のようであることから、
小石を意味する古語「くり」から
この名になったらしい。
・薬効 はれもの、湿疹、かぶれ
・薬用部位 葉、いが
・生薬名 「栗葉(りつよう)」
・「桃(もも) 栗(くり) 3年、
柿(かき) 8年、
梅(うめ)は酸い酸い13年、
柚子(ゆず)は大馬鹿18年、
林檎(りんご)ニコニコ25年」。
実を結ぶ時期のこと。
何事も、時期が来なくてはできない、
というたとえ。
・フランス語では
「Marron」(マロン)♪
・「行く秋や
手をひろげたる 栗のいが」
松尾芭蕉
「栗拾ひ
ねんねんころり 云いながら」
小林一茶
「逗留(とうりゅう)の
窓に落つるや 栗の花」
向井去来
「月夜見(つきよみ)の
光を待ちて 帰りませ
山路は栗の いがの多きに」
良寛
(季節の花300より)

「歳月は人を待たず」『陶 淵明』
中年から老年にかかると、この詩句が浮かんできますが、浮かんで
来たら、いくども口ずさんでみることです。自戒と同時に、わずか
の時間でも大切にしなければならない気持ちが湧いてきます。
時は人を待ってくれないから、時間を惜しんで学問に励め、という
ことで啓蒙の言葉として受け止められていますが、この陶淵明の
「雑詩」という題の詩の一行は、もともとのテーマは、近所の人と
酒を酌み交わして歓楽の時間をもとう、ということで、我々が教訓
の意味で読んでいるのとはニュアンスが違います。
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6月から咲く花「栗」
開花時期は、 6/ 1 ~ 6/20頃。
・芳香がある。
・実(み)は、
あの”針山”の栗になる。
触ると痛い。
・落ちた実が
石のようであることから、
小石を意味する古語「くり」から
この名になったらしい。
・薬効 はれもの、湿疹、かぶれ
・薬用部位 葉、いが
・生薬名 「栗葉(りつよう)」
・「桃(もも) 栗(くり) 3年、
柿(かき) 8年、
梅(うめ)は酸い酸い13年、
柚子(ゆず)は大馬鹿18年、
林檎(りんご)ニコニコ25年」。
実を結ぶ時期のこと。
何事も、時期が来なくてはできない、
というたとえ。
・フランス語では
「Marron」(マロン)♪
・「行く秋や
手をひろげたる 栗のいが」
松尾芭蕉
「栗拾ひ
ねんねんころり 云いながら」
小林一茶
「逗留(とうりゅう)の
窓に落つるや 栗の花」
向井去来
「月夜見(つきよみ)の
光を待ちて 帰りませ
山路は栗の いがの多きに」
良寛
(季節の花300より)
