名言名句(662)
「帰れるから、旅は楽しいのであり、旅の寂しさを楽しめるのも、
我が家にいつかは戻れるからである」『高見 順』
それともうひとつ、旅の楽しさは、変わり映えはしないけれど、我が家
に帰れるという期待があるからです。帰る所のない旅は寂しく
悲惨です。帰る場所があるから、楽しさも倍増するのです。この言葉
は、作家でもあり詩人でもあった高見順(1907-65)の詩集『死の淵
より』の中の「帰る旅」という詩の冒頭の四行ですが、家を出て電車
や自動車に乗って出る旅を書いたものではなく、「自然へ帰る旅」、
つまり大地へ帰る死の旅を書いているのです。「大地へ帰る死を
悲しんではいけない/肉体と共に精神も/我が家へ帰れるのである」
この旅の真実をしっかりとつかむことも大事なことでしょう。
=======================
6月から咲く花「アメリカデイゴ」
開花時期は、 6/10 ~ 6/末頃。
8月上旬頃、新枝の先から
ふたたび少し花をつける。
・夏らしい、真っ赤な花。
・暖かい地方に植えられる。
・南アメリカ原産で
江戸時代末期に渡来した。
・アルゼンチンとウルグアイの国花。
・メキシコでは、
花をサラダや煮物などに
利用する。
・別名
「海紅豆」(かいこうず)。
海外から来た赤い豆、の意。
・鹿児島県の県の木(海紅豆)。
ちなみに沖縄県の県花は
「梯梧(でいご)」。
(アメリカ梯梧に似ているが、
葉の出る前に開花するのと、
寒さに弱い点などが、
アメリカ梯梧と異なる)
(季節の花300より)
「帰れるから、旅は楽しいのであり、旅の寂しさを楽しめるのも、
我が家にいつかは戻れるからである」『高見 順』
それともうひとつ、旅の楽しさは、変わり映えはしないけれど、我が家
に帰れるという期待があるからです。帰る所のない旅は寂しく
悲惨です。帰る場所があるから、楽しさも倍増するのです。この言葉
は、作家でもあり詩人でもあった高見順(1907-65)の詩集『死の淵
より』の中の「帰る旅」という詩の冒頭の四行ですが、家を出て電車
や自動車に乗って出る旅を書いたものではなく、「自然へ帰る旅」、
つまり大地へ帰る死の旅を書いているのです。「大地へ帰る死を
悲しんではいけない/肉体と共に精神も/我が家へ帰れるのである」
この旅の真実をしっかりとつかむことも大事なことでしょう。
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6月から咲く花「アメリカデイゴ」
開花時期は、 6/10 ~ 6/末頃。
8月上旬頃、新枝の先から
ふたたび少し花をつける。
・夏らしい、真っ赤な花。
・暖かい地方に植えられる。
・南アメリカ原産で
江戸時代末期に渡来した。
・アルゼンチンとウルグアイの国花。
・メキシコでは、
花をサラダや煮物などに
利用する。
・別名
「海紅豆」(かいこうず)。
海外から来た赤い豆、の意。
・鹿児島県の県の木(海紅豆)。
ちなみに沖縄県の県花は
「梯梧(でいご)」。
(アメリカ梯梧に似ているが、
葉の出る前に開花するのと、
寒さに弱い点などが、
アメリカ梯梧と異なる)
(季節の花300より)