季節の花と言葉の花束

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季節の花「姫女苑 (ひめじょおん)」

2019-06-10 04:39:42 | 暮らし
名言名句(649)

「静かに流れて行く水を眺めていると 自分の心は

だんだんと光って来た」『木村 孝』


小田原で生まれ、小田原で死を迎えた木村孝(1926-1998)は、

小田原の海を愛し、家族を愛する人生派の詩人です。彼の

「家族」という詩に、「みんなでもっと裸になろう/みんなで

もっと苦しもう/みんなでもっと声を出して唱(うた)おう/みんな

でもっと声を出して笑おう」という四行詩があります。家族だけで

なく、世の中の人みんなとも裸になって手を取り合いたいとという

温かな心が感じられますが、自分の心を光らせることのできる詩人

の魂がそうさせるのでしょう。

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6月から咲く花「姫女苑 (ひめじょおん)」

開花時期は、 6/ 1 ~ 8/20頃。
・北アメリカ原産の帰化植物。
・道端でよく見かける。

・本来「紫苑(しおん)」の
 漢字が使われるべきなのだが、
 日本産で「姫紫苑」
 という別の植物があり、
 それと区別するため
 「姫女苑」の漢字を
 あてたらしい。


・花は春紫苑(はるじおん)
 そっくり。

 以下、見分け方。

【春紫苑】
  花期が1ヶ月ほど早い。
   (4~5月頃)
  つぼみは下向きに
  ちょっと垂れる。
  白い花の部分はやわらかめ。
  葉っぱは茎を
  抱くような形で伸びている。
  茎は中が空洞。

【姫女苑】
  花期は夏(6月以降)。
  つぼみは上向きのことが多い。
  白い花の部分は
  ピーンと張っている。
  葉っぱは茎から
  ストレートに伸びている。
  茎には髄(ずい)という部分が
  詰まっている。


・姫女苑は、
 咲き始めの時期が
 ちょうど夏前の
 草刈りの時期とぶつかり、
 あっけなく
 切られてしまうことが多い。

・11月18日の誕生花(姫女苑)
・花言葉は「素朴で清楚」
      (姫女苑)

(季節の花300より)



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