季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「彼岸花 (ひがんばな)」

2021-09-01 04:58:45 | 暮らし
人生日訓(781)

「雨傘の用意」

自分が雨にぶっかった日のことを思ってみるがいい。貸出し雨傘を

借りて行く人の顔はみんな感激に光っている。嬉しそうである。

また、確かに返しに来てくれる。あるときなどは、アヤメの花を添え

て返してきてくれた。かりに帰しにこれずに自宅で便利に使っていて

くれてもいい。傘の隅に小さく書き込まれてある「神田寺」の文字を

たまには見てくれるに違いない。筆者にはこんなつもりでこの寺を運

営しているようだ。

=========================

9月から咲く花「彼岸花 (ひがんばな)」

開花時期は、 9/15 ~ 9/末頃。 (このあとでキンモクセイが匂いだす) ・原産地中国。 ・ちょうど秋のお彼岸の頃に咲く。 ★お彼岸の時期  春のお彼岸   = 春分の日を含む、前後7日間   = 3/17頃~3/23頃     (彼岸の入り~彼岸の明け)  秋のお彼岸   = 秋分の日を含む、前後7日間   = 9/20頃~9/26頃     (彼岸の入り~彼岸の明け)  お彼岸の頃は、  昼と夜の時間が12時間ずつで  同じになり、  太陽は真東から昇って真西に沈む。 ★彼岸(ひがん)と此岸(しがん)  彼岸(ひがん)= 浄土   (向こう岸。極楽浄土。    仏教では    彼岸はちょうど西方にある、    と考えられてきた)  此岸(しがん)= 現世   (こちら側の世の中。    迷いが満ちた世界) ・「暑さ寒さも彼岸まで」。  ちょっと涼しくなってきた  9月中旬頃、  突然茎が伸びてきて  鮮やかな色の花を咲かせ、  数日で花が終わって茎だけになる。  花が白い種類もある。  (白花曼珠沙華   (しろばなまんじゅしゃげ))。  ちなみに、黄色い花なら  鍾馗水仙(しょうきずいせん)かも。 ・花のあとで葉が伸びてくるが、  冬と春を越して夏近くなると  葉は全く消えてしまう   (不思議♪)。  花と葉を  同時に見ることはできない。  葉のあるときには花はなく、  花のときには葉がない。  このことから韓国では  「サンチョ(相思華)」と呼ぶ。  「花は葉を思い、葉は花を思う」  という意味から。 ・根のところには  リコリンという毒があるが、  この毒は  水で何回もさらせばとれるので  昔の人はこの根の部分から  デンプンをとって  飢饉の際の食料とした。 ・お彼岸の季節、  田んぼのあぜ道や土手で  見かけることが多いが、  これは、  ノネズミがあぜ道や土手に  穴を開けるのを  彼岸花の毒性のある球根を  植えることで防ぐためとか、  彼岸花の根茎は強いので  田んぼのあぜ部分に植えて  あぜの作りを強くするため、  とか言われている。  田んぼ → 稲(いね) ・別名  「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)  サンスクリット語の  「manjusaka」に由来。  意味は「天上に咲く花」。  「おめでたい事が起こる兆しに、   赤い花が天から   ふってくる」  という、仏教の経典による。 ・「路(みち)の辺(へ)の   壱師(いちし)の花の   灼(いちしろ)く   人皆知りぬ わが恋ふる妻」   (壱師の花=彼岸花、    といわれる)    万葉集    柿本人麿    (かきのもとひとまろ) ・東京周辺の見どころ  <巾着田(きんちゃくだ)>   埼玉県飯能(はんのう)の   近くにある、   高麗川(こまがわ)沿いの水田。   日本一の規模の   彼岸花群生地として   知られる。   一面の彼岸花。圧巻。   花見頃9月下旬。   埼玉県日高市高麗本郷。   最寄駅    西武池袋線高麗(こま)駅

(花図鑑より)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする