人生日訓(788)
「浮雲おほうとも久からず」
道元の言葉。不必要な抵抗はせずとも、久しからずして秋風も止み
、浮雲も所を移して行くものである。欲心がむくむくと湧きおこっ
た時、夢中にこれを消し止めようと慌てず、焦らず、そっと、暫く
ほっておくのである。何か気分転換のことをする、気を紛らせばい
い。すっと。その悪心が消え失せてゆくのである。正面切って組打
つと反って敗けれしまうのである。「浮雲おほうとも久しからず、
秋風破るとも亦聞くべし」である。私共凡人には何か嬉しい一句で
あると思う。
歳時記
白露
今年は9月7日であった。 および秋分までの期間 太陽黄径165度。処暑から数えて15日目頃。 この日から仲秋になります。 草の葉に白い露が結ぶという意味。夜の間に大気が冷え込み、 草花に朝露が宿ることから名づけられたのでしょう。 野には薄の穂が顔を出し、太陽が離れていくため空が高くなるなど、 本格的な秋の到来を感じられる頃です。 日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始めます。 |
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9月に咲いている花「アスター」
中国北部原産。江戸時代に渡来。 ・とってもきれいな花。 夏から秋にかけて開花。 色は紫、赤、ピンク、白など さまざま♪ ・8月7日、9月1日の誕生花 ・花言葉は「変化、変化を好む」 ・別名 「蝦夷菊(えぞぎ)」
(花図鑑より)
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