一日一言
御前様(ごぜんさま)
元々、身分の高い人やその奥方の敬称と
して用いられていたが、現代では「御前」と
「午前」を掛けて、飲酒や遊び事に夢中に
なって深夜十二時過ぎに帰宅すること。
または、その人を揶揄(やゆ)して呼ぶ時に
用いる。
★娘の亭主は、仕事が忙しいと言い訳して
深夜まで遊び惚け御前様に帰宅する生活を
して、いつも夫婦喧嘩をしていた。
11月に実をつける樹木「南天(なんてん)」
開花時期は、 6/15 ~ 7/10頃。
・中国原産。
・花は比較的地味な白い花。
真ん中は黄色。
・漢名の「南天燭」を
略して「南天」。
「なんてん」は
「南天」を音読みしたもの。
・秋に赤い実をつける。
鳥が食べない限り
冬中見ることができる。
(鳥の大好物のようです)
実を乾燥させたものには
「せき」止めの効き目がある
→ のどあめがありますね。
また、葉には「ナンジニン」
という成分を含み、
殺菌効果がある。
・福寿草の花と南天の実とセットで
「難を転じて福となす」という
縁起物の飾り付けが
されることがある。
(特にお正月に多いですね)。
また、無病息災を願う、
「南天の箸(はし)」と
いうのもある。
防火・厄除けとして
庭先や鬼門にも植えられる。
・京都の金閣寺の床柱は、
南天の材を使って
いることで知られている。
(季節の花300より)