☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

東京乾電池「長屋紳士録」

2007-03-11 21:55:39 | 演劇

以前は映画館だった新さっぽろ「サンピアザ劇場」。
一昨年劇場に変わり、新たな一歩を踏み出した。
初めて行った劇場。古い映画館の佇まいがそのままだ。
座席は全席自由。早めに並んだため、前から5列目の真ん中という、とても良い席を確保した。

出だしは小津安二郎の映画の映像。と、思ったら「東京乾電池」と言う名が・・・・。
いかにも映画が始まるという雰囲気で、この古い映画館に妙にマッチしていると思った。

戦後の貧しい長屋が舞台である。いろんな人物が登場してくるが、暗転暗転の繰り返しで、どうも物語に入ってゆけない。
世話好きのおかみさんが、ある日親とはぐれた少年を引き取ることになる。
彼の親を捜すが見つからず、あるきっかけで育てる決意をする。
結局父親が見つかり少年は父の元に帰る。

貧しいながらも逞しく励まし合って生きていた時代を感じる。
それにしても役者は上手な人と下手な人が極端だったなぁ。

劇場は、ちょっと動いただけできしむ音が響く。
なかなか味のある?劇場だ。
もっと芝居の公演が増えると良いなと思った。
コメント (3)
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