子供のころ、春にたくさんの白い花が咲いていたことを思い出す。
最近になってわかったのは、その花が「オオバナノエンレイソウ」という名前の花だということ。
そして札幌近郊ではエンレイソンの方が多く咲くということ。
今年は暖かくて、もしかしてオオバナノエンレイソウの群生が見られるかも知れないと思い、茂岩山の散策道へ行ってみた。
茂岩山(藻岩山にあらず)はT町の中心にある山で、山というより丘みたい。
山の上にはパークゴルフ場や特別養護老人ホーム、キャンプ場等があり、町民の憩いの場所になっている。
立派な散策道やサイクリングロードもあるのに、歩いている人は一人もいない。
歩き始めてすぐ、カワワサビ?の花がお出迎え。すごい、いっぱいある。
そしてニリンソウもたくさんある。ああ、この花が咲く季節になったんだね。
そして、ありました、ありました。オオバナノエンレイソウ。
まだ咲き始めのよう。つぼみがたくさんあって、数日後には広い範囲に咲き乱れるに違いない。でもまだちょっと早いようでした。
チップの散策道からサイクリングロードに合流すると、ヘビイチゴの黄色い花が土手にたくさん咲いている。それからタチツボスミレも。
同じ道を降りて、入り口付近を歩いていたら、キバナノアマナの群生を見つける。
花畑に植えたみたいにいっぱい咲いているなぁ。
お、エゾエンゴサクもさくさんある。
よくよく見ると、葉の形が微妙に違う。
ひとつは「ホソバノエンゴサク」かな?
ヨモギみたいにいっぱい葉があるもの。
よくみるもの。
葉が細長いもの。エゾエンゴサクって葉の形がいろいろあるんだなー。
小学生のころからウン十年。
今も変わらずたくさんの花が咲き乱れている茂岩山。
町民の憩いの場として大切にしなくてはね。