羊蹄山登山の疲れがたっぷり残った今日、地図読み登山のガイドをしてきた。
朝から快晴の絶好の登山日和。
参加者の皆さんの足取りも軽く、順調に登って行く。
地図を見ながら歩くことの楽しさ、また、地図を見ることで自分のいる位置がわかることの楽しさを伝えたかった。
コンパスの使い方について、目からうろこの事実。
わたしは以前、百均の磁石を使っていたが、あまり困らなかった。
今あるコンパスは、便利だけれど、角度の認識をするのが結構難しいと思う。
とある参加者が、すべての矢印を北に合わせて、コンパスの中心から分岐の角度を出したとき、ああ、これは百均の磁石と同じ原理ではないかと思った。
あと、地図を北の方向に正しく向けることも、コンパスを使わなくても、自分の位置と目標物があれば北に向けることができると伝えると、みなさん納得した顔になった。
みなさん勉強熱心で一生懸命勉強してくれる。
それに答えられるように、そしてわかりやすく説明できるように、準備をしていかなくては・・・と思った。
前回も思ったけれど、地図読み講習に参加される人は、みなさん、結構登ってらっしゃる方が多いので、行った山について盛り上がった。
「先生は地図読みができるからひとりでどんな山でも行けますね」と言われたが、迷ったことも滑落したこともあるんです。
山に行く時は最後まで緊張感を切らずに歩ききることが大切かなーと思った一日でした。
画像は旭山記念公園コースから慈恵会病院分岐までの中で一番標高が高いピークから平和塔方向を撮影したものです。藻岩山も秋色に染まってきました。