週の始まりからお天気の安定しない日が続き、予定の入って居ない休日をどう過ごそうか?と考えていました。
天気予報が良い方に変わり、これは登るしかないでしょ!と、登山口に向かいました。
十勝岳は、望岳台から2度登ったことがあるのですが、お花も少ないし、振り返る景色も単調なので、そんなに好きではありません。
それで、十勝岳温泉の方から、上ふらの岳、上ホロカメットク山経由で行って見ることにしました。
朝6時半、高曇りで稜線がしっかり見える登山口を出発。
近くに車を止めていた山ガール2人を追い抜く。上ホロカメットク山まで行くそうです。
「ルートが同じですね、気をつけて!」と声をかけ、黙々と歩き出しました。
快晴では無いものの、稜線がしっかり見えていて、嬉しい。
エゾオヤマノリンドウが登山道脇にたくさん咲いています。
秋ですね~。
安政火口、いつも迫力ある景色。
6月に富良野岳に登った時には、雪渓の上をたくさん歩いたなぁ、と思い出します。
山の花はすでに実をつけています。ゴゼンタチバナ。
クロマメノキ。
ナナカマドの赤い実もかわいい!
紅葉も始まっています。
富良野岳が見えて来ました。
美しいなぁ。山頂からの景色も素敵だろうなぁ…、富良野岳に行っちゃおうかな~と、心が揺れ動きます(^_^;)
ハクサンボウフウ
アキノキリンソウを愛で、富良野岳上ホロカメットク山の分岐に着きました。
迷っていたはずなのに?迷わず上ホロ方向に歩き出します。
実はこの道、下りで歩いたことがあるけれど、登りは10年程前に1度登っただけ。
下りと登りでは見えてくる風景も違って、新鮮でした。
ヨツバシオガマ
ウメバチソウ
チングルマの綿毛
などがたくさんあり、夏場はお花畑なのだろうと想像できます。
来た!長い長い階段です。
ふー。
ナナカマドの赤い実って本当に可愛いよね。
サンカヨウの実は、ピッカピカ。
更に階段は続く……
こんなに長かったかな。
そして稜線に出ると。
すごい景色が待ってました。
さらに進むと、十勝岳が間近に見えます。
反対側は
三峰山。
いつも自宅から見えているせいか、その山のすぐそばにいる、という感動が湧いて来ます。
美しい雲海を見て、上富良野岳に到着しました。
2時間05分。
何組かのグループと会い、少しづつずれて上ホロカメットク山に登ります。
山頂から先に行ったグループ、行こうかどうしよう迷っているグループ。
単独で行動する時って、結構人に影響されます。
でも考えていたら時間が過ぎて行くし、先に進みます。
目指すは十勝岳!
え!ここの下り、急だわ。
そうか、こういう山だったか(^_^;)
眼下に、上ホロ避難小屋。
初めて見ました。
下りきって振り返る上ホロカメットク山(^_^;)
上ホロ避難小屋にトイレがあるか確認して、どんどん歩きます。
山肌を見て。
惑星に辿り着いた気分になります。
新得側は緩やかなのに。
美瑛側は山肌がむき出した荒々しい姿。
十勝岳の噴火がもたらしたものなのでしょう。地質に詳しい方なら、もっと興味深い景色なのだと思います。
さらに振り返った上ホロカメットク山。
まだまだ遥か遠いと思っていた十勝岳。
この急斜面を登りきったところにあるのでしょうか?
小さく、先に行ったグループが見えています。
望岳台から登った時とは違って、火山礫の道は旭岳のよう。
ジグを切ってひたすら登ります。
そして人影が見えてきました。
やった~!
山頂だわ~!
3時間25分。
4時間掛かると思っていたから、上出来です(^^)
山頂の景色
美瑛岳とトムラウシ山
富良野岳と歩いて来た道
雲海
そして若いお兄さんに写真を撮ってもらいました。
ズームし過ぎだってば(^_^;)
しかもメチャメチャ笑顔(^_^;)
十勝岳に登ってこんなに楽しかった事は初めてかも知れません。
しかも歩いたコースの景色に変化があるのに、歩いている人は少なくて、思いっきり自由な感じがします。
百名山だけあって、たくさんの人が山頂にいます。
百名山を達成して日の丸を持って記念撮影された方の、立会人にもなりました。
日の丸の旗に「立会人 ○○」と黒マジックで書きましたよ。
いろんな人と会話して、結局山頂には40分以上いました。
山頂でこんなに長くいたのは久しぶりでした。
下山も黙々と1人歩きました。
ちょっとした釣り尾根も難なくクリア。
山頂で会った女性とそのお孫さんと、付かず離れず、ずっと一緒でした。
上ホロ避難小屋でお手洗いを済ませ、ピークを歩かず下のルートを行きます。
岩ギキョウの群落。
綺麗!
アップで。
チングルマのお花畑。
夏も、そして紅葉の季節も良さそうです(^^)
上富良野岳に着きました。
先ほどの女性とお孫さんと、お互いに写真を撮りあいました。
こういう距離間で良いの(^_^;)
上富良野岳でちょっと休憩して、一気に登山口に下ります。
階段を下り、分岐も越え、安政火口も無事クリア。
十勝岳温泉まで帰ってきました。
駐車場で車に戻ろうとしたら、登り始めに出会った山ガールお2人に再会しました。
上富良野岳往復だったそうです。
なんと、分岐付近でナキウサギに会ったそうです!(◎_◎;)
良いなぁ…
お互いの無事を喜び、別れました。
良い山歩きができると、みんな笑顔になるね。
帰りはカミホロ荘で汗を流しました。
花も紅葉もピークじゃない季節。
ただひたすら、展望を求めて歩きました。
一人旅だったけれど、とっても良い一日になりました。
登り 十勝岳登山口 → 十勝岳 3時間25分
下り 十勝岳 → 十勝岳登山口 2時間40分
天気予報が良い方に変わり、これは登るしかないでしょ!と、登山口に向かいました。
十勝岳は、望岳台から2度登ったことがあるのですが、お花も少ないし、振り返る景色も単調なので、そんなに好きではありません。
それで、十勝岳温泉の方から、上ふらの岳、上ホロカメットク山経由で行って見ることにしました。
朝6時半、高曇りで稜線がしっかり見える登山口を出発。
近くに車を止めていた山ガール2人を追い抜く。上ホロカメットク山まで行くそうです。
「ルートが同じですね、気をつけて!」と声をかけ、黙々と歩き出しました。
快晴では無いものの、稜線がしっかり見えていて、嬉しい。
エゾオヤマノリンドウが登山道脇にたくさん咲いています。
秋ですね~。
安政火口、いつも迫力ある景色。
6月に富良野岳に登った時には、雪渓の上をたくさん歩いたなぁ、と思い出します。
山の花はすでに実をつけています。ゴゼンタチバナ。
クロマメノキ。
ナナカマドの赤い実もかわいい!
紅葉も始まっています。
富良野岳が見えて来ました。
美しいなぁ。山頂からの景色も素敵だろうなぁ…、富良野岳に行っちゃおうかな~と、心が揺れ動きます(^_^;)
ハクサンボウフウ
アキノキリンソウを愛で、富良野岳上ホロカメットク山の分岐に着きました。
迷っていたはずなのに?迷わず上ホロ方向に歩き出します。
実はこの道、下りで歩いたことがあるけれど、登りは10年程前に1度登っただけ。
下りと登りでは見えてくる風景も違って、新鮮でした。
ヨツバシオガマ
ウメバチソウ
チングルマの綿毛
などがたくさんあり、夏場はお花畑なのだろうと想像できます。
来た!長い長い階段です。
ふー。
ナナカマドの赤い実って本当に可愛いよね。
サンカヨウの実は、ピッカピカ。
更に階段は続く……
こんなに長かったかな。
そして稜線に出ると。
すごい景色が待ってました。
さらに進むと、十勝岳が間近に見えます。
反対側は
三峰山。
いつも自宅から見えているせいか、その山のすぐそばにいる、という感動が湧いて来ます。
美しい雲海を見て、上富良野岳に到着しました。
2時間05分。
何組かのグループと会い、少しづつずれて上ホロカメットク山に登ります。
山頂から先に行ったグループ、行こうかどうしよう迷っているグループ。
単独で行動する時って、結構人に影響されます。
でも考えていたら時間が過ぎて行くし、先に進みます。
目指すは十勝岳!
え!ここの下り、急だわ。
そうか、こういう山だったか(^_^;)
眼下に、上ホロ避難小屋。
初めて見ました。
下りきって振り返る上ホロカメットク山(^_^;)
上ホロ避難小屋にトイレがあるか確認して、どんどん歩きます。
山肌を見て。
惑星に辿り着いた気分になります。
新得側は緩やかなのに。
美瑛側は山肌がむき出した荒々しい姿。
十勝岳の噴火がもたらしたものなのでしょう。地質に詳しい方なら、もっと興味深い景色なのだと思います。
さらに振り返った上ホロカメットク山。
まだまだ遥か遠いと思っていた十勝岳。
この急斜面を登りきったところにあるのでしょうか?
小さく、先に行ったグループが見えています。
望岳台から登った時とは違って、火山礫の道は旭岳のよう。
ジグを切ってひたすら登ります。
そして人影が見えてきました。
やった~!
山頂だわ~!
3時間25分。
4時間掛かると思っていたから、上出来です(^^)
山頂の景色
美瑛岳とトムラウシ山
富良野岳と歩いて来た道
雲海
そして若いお兄さんに写真を撮ってもらいました。
ズームし過ぎだってば(^_^;)
しかもメチャメチャ笑顔(^_^;)
十勝岳に登ってこんなに楽しかった事は初めてかも知れません。
しかも歩いたコースの景色に変化があるのに、歩いている人は少なくて、思いっきり自由な感じがします。
百名山だけあって、たくさんの人が山頂にいます。
百名山を達成して日の丸を持って記念撮影された方の、立会人にもなりました。
日の丸の旗に「立会人 ○○」と黒マジックで書きましたよ。
いろんな人と会話して、結局山頂には40分以上いました。
山頂でこんなに長くいたのは久しぶりでした。
下山も黙々と1人歩きました。
ちょっとした釣り尾根も難なくクリア。
山頂で会った女性とそのお孫さんと、付かず離れず、ずっと一緒でした。
上ホロ避難小屋でお手洗いを済ませ、ピークを歩かず下のルートを行きます。
岩ギキョウの群落。
綺麗!
アップで。
チングルマのお花畑。
夏も、そして紅葉の季節も良さそうです(^^)
上富良野岳に着きました。
先ほどの女性とお孫さんと、お互いに写真を撮りあいました。
こういう距離間で良いの(^_^;)
上富良野岳でちょっと休憩して、一気に登山口に下ります。
階段を下り、分岐も越え、安政火口も無事クリア。
十勝岳温泉まで帰ってきました。
駐車場で車に戻ろうとしたら、登り始めに出会った山ガールお2人に再会しました。
上富良野岳往復だったそうです。
なんと、分岐付近でナキウサギに会ったそうです!(◎_◎;)
良いなぁ…
お互いの無事を喜び、別れました。
良い山歩きができると、みんな笑顔になるね。
帰りはカミホロ荘で汗を流しました。
花も紅葉もピークじゃない季節。
ただひたすら、展望を求めて歩きました。
一人旅だったけれど、とっても良い一日になりました。
登り 十勝岳登山口 → 十勝岳 3時間25分
下り 十勝岳 → 十勝岳登山口 2時間40分