せっぱ詰まってます。なのに、ここでこんなことしてていいのか?(いや、よくはない。)
うさぎが、ね。極度の恐怖に襲われると、敵から逃げられないんですと。魅入られたように、立ちつくすらしい。それに似ているかも。(いや、おいらのは単なる逃避行動ですが。)
まぁ、うさぎに限らず、極限状態というのは、脳がちゃんと動かないことが多いものですが。
倦まずたゆまず現状に対応できる、忍耐力がほしい。うう。
とりあえず、睡眠時間は確保できています。コタツで(笑)。ベッドの感覚なんて、久しく忘れてしまった感じです。
おいらにとっての優先順位。会社にとっての優先順位。世の中にとっての優先順位。
「こだわりすぎて、顰蹙を買うな」とは、占いの忠告。自戒。
てなわけで、気分転換ついでに。
仕事の合間に視聴していたMonsterのDVDを見終わりました。相変わらずグリマーさんに傾倒。「あの人」やっぱりすごいなぁ、と思うわけです。願わくば、あんな人になりたい。(「超人」になりたくはないけど。)
Monsterって、若い頃、最初に漫画で読んだときは、あまりに苦しくて封印してたけど、今は、冷静に読める。「自分」に対する関心が薄れてきたから、そういうテーマの作品に対して抵抗がなくなったのかも。
ヨハンの不幸は、彼の中に「誰もいなかった」ことだと思う。彼の中には「自分」も「他人」もいなかったから、どこにいても、救われなかったんだと思う。(でも、どんどん「他人に手を出す(というか、下す)」彼は、ずいぶんと外向的(?)だなぁ、と思う。一人じゃいられなかったんだろうか。)
テンマの中には、自分の他に「ヨハン」と「自分が大切だと思う、自分を大切に思ってくれる人」がいる。彼は博愛っぽいから、後者はどんどん増えるんだが。だから、テンマは、自分が何者であるか、悩む必要はない。
グリマーの中には、自分はいない。「自分が大切だと思う人」もいないようだ。でも、彼の中には、ココアをくれた少年「アドルフ・ラインハルト」の記憶がある。彼の生き方は、この件に象徴されているような気がする。自分を失っても、他人の存在を肯定的に記憶することで、彼自身が救われたような。もっとも、彼が記憶している人は、ほとんど、彼から去るか、死んでいるのだけれど。
それにしても、彼の記憶力(「北酒場」にしても、よく歌えるほど覚えてたな(笑))のすごさと、推理力、行動力、体力等、身体的・頭脳的スペックの高さには恐れ入る。ルンゲ警部が「彼は何も語らずにいった」と残念そうに言ったのは、(知的傾向として)同類の匂いを感じ取っていたからかもしれない。ビールを飲みながら話があうような予感があったのだろう(苦笑)。
グリマーはよく「最後に信じられるのは自分だけだ」と、迷っている人に強く言うけれど、本当にそう信じていたんだろうか。感情がない人間にとっては、他人はもちろんだが、自分も相当疑わしい気がするからだ。(自分の浅薄な体験に基づくものだが。)もしかしたら、グリマーが旧東ドイツの新聞記者(+スパイ)をやめた頃、彼の近くにいた人が、彼にそれを教えたのかもしれない。何となく、「スパイをやめる」って、言うほど簡単じゃない気がするんだ。(「007」好きだけどね。)
そう言えば、アニメ「MONSTER」のグリマー役の声優は田中秀幸氏。映画「007」のピアーズ・ブロスナンの声をテレビ版で演じてる人だ。グリマー役、とてもよかったと思う。さすがベテラン。という以上に、おいらはこの人の声と演技が大好きだ。吉岡秀隆と同じか、それ以上に尊敬している。グリマーの声が、田中氏でよかった。人生最大の喜びの一つかもしれない^^
週末の昼間っから恥ずかしい書き込みでスミマセン。(陳謝)そろそろ現実世界に戻ります。
アディオス。
(その後訂正更新。)
うさぎが、ね。極度の恐怖に襲われると、敵から逃げられないんですと。魅入られたように、立ちつくすらしい。それに似ているかも。(いや、おいらのは単なる逃避行動ですが。)
まぁ、うさぎに限らず、極限状態というのは、脳がちゃんと動かないことが多いものですが。
倦まずたゆまず現状に対応できる、忍耐力がほしい。うう。
とりあえず、睡眠時間は確保できています。コタツで(笑)。ベッドの感覚なんて、久しく忘れてしまった感じです。
おいらにとっての優先順位。会社にとっての優先順位。世の中にとっての優先順位。
「こだわりすぎて、顰蹙を買うな」とは、占いの忠告。自戒。
てなわけで、気分転換ついでに。
仕事の合間に視聴していたMonsterのDVDを見終わりました。相変わらずグリマーさんに傾倒。「あの人」やっぱりすごいなぁ、と思うわけです。願わくば、あんな人になりたい。(「超人」になりたくはないけど。)
Monsterって、若い頃、最初に漫画で読んだときは、あまりに苦しくて封印してたけど、今は、冷静に読める。「自分」に対する関心が薄れてきたから、そういうテーマの作品に対して抵抗がなくなったのかも。
ヨハンの不幸は、彼の中に「誰もいなかった」ことだと思う。彼の中には「自分」も「他人」もいなかったから、どこにいても、救われなかったんだと思う。(でも、どんどん「他人に手を出す(というか、下す)」彼は、ずいぶんと外向的(?)だなぁ、と思う。一人じゃいられなかったんだろうか。)
テンマの中には、自分の他に「ヨハン」と「自分が大切だと思う、自分を大切に思ってくれる人」がいる。彼は博愛っぽいから、後者はどんどん増えるんだが。だから、テンマは、自分が何者であるか、悩む必要はない。
グリマーの中には、自分はいない。「自分が大切だと思う人」もいないようだ。でも、彼の中には、ココアをくれた少年「アドルフ・ラインハルト」の記憶がある。彼の生き方は、この件に象徴されているような気がする。自分を失っても、他人の存在を肯定的に記憶することで、彼自身が救われたような。もっとも、彼が記憶している人は、ほとんど、彼から去るか、死んでいるのだけれど。
それにしても、彼の記憶力(「北酒場」にしても、よく歌えるほど覚えてたな(笑))のすごさと、推理力、行動力、体力等、身体的・頭脳的スペックの高さには恐れ入る。ルンゲ警部が「彼は何も語らずにいった」と残念そうに言ったのは、(知的傾向として)同類の匂いを感じ取っていたからかもしれない。ビールを飲みながら話があうような予感があったのだろう(苦笑)。
グリマーはよく「最後に信じられるのは自分だけだ」と、迷っている人に強く言うけれど、本当にそう信じていたんだろうか。感情がない人間にとっては、他人はもちろんだが、自分も相当疑わしい気がするからだ。(自分の浅薄な体験に基づくものだが。)もしかしたら、グリマーが旧東ドイツの新聞記者(+スパイ)をやめた頃、彼の近くにいた人が、彼にそれを教えたのかもしれない。何となく、「スパイをやめる」って、言うほど簡単じゃない気がするんだ。(「007」好きだけどね。)
そう言えば、アニメ「MONSTER」のグリマー役の声優は田中秀幸氏。映画「007」のピアーズ・ブロスナンの声をテレビ版で演じてる人だ。グリマー役、とてもよかったと思う。さすがベテラン。という以上に、おいらはこの人の声と演技が大好きだ。吉岡秀隆と同じか、それ以上に尊敬している。グリマーの声が、田中氏でよかった。人生最大の喜びの一つかもしれない^^
週末の昼間っから恥ずかしい書き込みでスミマセン。(陳謝)そろそろ現実世界に戻ります。
アディオス。
(その後訂正更新。)